…さて。思ったより旅の後の回復に時間がかかり、なかなかブログも進められません(泣)。
わたし、こういうレポートって即時性が肝だと思うんで、どんどん時間が過ぎるのが口惜しい
です。でも、なんていうか魂が抜けてしまっており…
(こんな感じ)
こんな時差ボケ、かつてなったこともないし、疲れもここまでひどいわけもないし、と考える
と、やはりあんなに観たかったモリッシーを観たので脳になんらかのダメージを負ったのでは
ないか!?と思われます。まあ、本望だ。というわけで、ライブレポを進めます!
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座席に座り、まわりを見回しつつ緊張。なんかまわり、アダルティーな方が多く、ライブ始まっても
このまま座ってみるのかなあ、わたしだけ立ったら浮くなあ…という感じでした。前にいる中年夫婦
なんてもう、まったりしていて、絶対立つわけなさそう。だからスタンディングじゃなくてここに
いるんだもんな、そうだ、わたしも今日落ち着いて観るんだったわ…とかぐるぐる考えてました。
現地時間8時半ちょっと前くらいから、モリッシー監修お気に入り映像集が始まりました。
あー、これこのインタビューでも語っていた、モリッシーとメンバーがハマっている
MRS SHUFFLEWICK.
私、どうしても往年の「ばってん荒川」を思い出してしまうんですが
そして印象的だったのはシャルル・アズナヴールの「世界の果て」"Emmenez-moi”
こういう歌い上げ系をモリッシーは参考にしているんですかね。
"Emmenez-moi" Charles AZNAVOUR
そして自分の歌“The Bullfighter Dies”と共に、闘牛士が牛さんに追い込まれまくってる
映像も流れ、会場は「やれやれ~っ!!」って感じに大いに喜んでいました。
おなじみのニューヨーク・ドールズ“Looking for a Kiss”が流れ…
会場も「来るぞ…来るぞ…」という雰囲気になってまいりました。
なんか嵐の前の静けさ、というか、あんなに人がいるのに、静かだった。
そしてまたまたおなじみのリップシンカ「ミーミーノーエデュケイション!!」と始まり
ライブスタートの合図のギャ~と雄叫び(ア~かもしらないけど雰囲気的にギャー)
O2のいっぱいのお客さんも「ギャ~」と雄叫び
ギャ~!!!(出てきた)
ギャ~!!!
ギャ~!!!ギャ~!!!
(興奮のあまりぶれてる…w)
モリッシー第一声↓
“I'm privileged…I'm privileged…
beyond my wildest dream‼!”
「光栄です…光栄です…想定をはるかに超えてます!!」
そしてばーんッと、この女王様のバックドロップが出て
“The Queen is dead”が始まりました!!
夢にまで見た女王死んだオープニング!!
これが聞きたかった。本当に聞きたかった。
ワウワウ言うギター聞きたかった!!
条件反射ではじかれるように立った!!
みんな立たなくてももういい!!って思ったけど
席のまわりの皆さんも立っているよ~
前にいた「まず立たないか…」って思ってた中年カップルも立って
ぶるんぶるん腕振り回してる~すみませんでした!!
間奏ではみんなでまるで練習したかのように
「おうおお~おうおお~お~お~!!!」
って歌う、というか、唸り声が地響きみたいにO2に響き渡る。
Life is very long when you're lonely…
いっつもいっつも寂しくて長ったらしい人生が、今この瞬間だけ、渦巻きみたいに
私やまわりの人を巻き込んで吹き上がってはじけたみたいだった。
そのど真ん中にいる、白装束の男。
誰よりも力強くて厳しくて優しくて、すべてを突き放してすべてを受け容れる男。
モリッシー、モリッシー、モリッシー …
頭の中にはモリッシー、モリッシー、モリッシー、しかなかった。
ここはどこ?わたしは誰?ここはモリッシー、彼はモリッシー…
(from GIGWISE)
やっと一曲目始まったのに、続く…w