イワシってどう写真撮っても絵にならない・・・(苦笑)
・・・実力はあるとおもうんだけど・・・
・・・今日は大阪への移動・・・
明日から阪神百貨店 金魚と海のいきもの展、開催です。
8階催事場でやってます。
スーパーでもこの時期はイワシが沢山並んでるんじゃないかと思います。
・・・・・あるとこは1年中あるかもしれませんが・・・
イワシ(マイワシ)が一番いい・・・と昔から言われてるのが今、この季節。
理由をざっくり言うと・・・
春に産卵して痩せた体を元に戻すために一気に食べて太るから・・・。
こちらは抱卵しはじめた・・・という感じのイワシ・・・
確か2月ごろだったような・・・いつの写真か忘れました・・・(苦笑)
この時期はまだ皮下脂肪が結構があるみたいです。
だいぶ卵巣が育った状態
3月か4月だったかな・・・
時間なかったら内臓、エラと一緒に捨ててしまってもいいのだけど・・・
イワシの卵、白子・・・意外に、いやっ、イワシが美味しいんだから当然真子白子もおいしいです。
・・・小さいから集めるの面倒だけど・・・
珍味風盛りつけ、右は腹骨を焼いたもの。
食べるのが夜でも捌いてすぐ焼いてしまったほうがいいと思います・・・イワシって傷みやすから・・。
昼に焼いて冷蔵庫にしまっとく・・って感じで。
こちらは産後の飢餓状態・・・皮下脂肪が全然ない・・・
5月?・・・・・・
血合いの下、肉の部分も痩せて薄くなってる・・・
多分体力使い果たしてフラフラな感じかな・・・
6月はじめ・・・ちょっと脂が乗ってきたみたい・・・
肉も厚くなってきてる・・・。
・・・で、こちらが6月終わり、脂ののった入梅イワシ
旬・・・ってこういうことなんでしょう・・・
2月のほうが脂のってる気もしますが・・・
獲れた場所、その年の気候、水温等々でいろいろ違ってくると思います。
で、これを干して焼いたのがお弁当のイワシ・・・
・・・今食べてます・・・。
移動って言っても座ってるだけなんだけど・・・妙にお腹が空く・・・
産卵で痩せる・・・
くたびれた体を食べて元に戻す・・・
イワシって食べ物・・・というか元々いきもの・・・
と、しみじみ感じます、当たり前だけど・・・。。
あっ、11月30日、12月1日、神戸で開催されるいきもにあの出展が決まりました・・・まだだいぶ先の話ですが・・・。
こちらはイワシを使って以前やってみた実験
「イワシって脂がすごいから工夫すれば大トロの代わりになるんじゃない?・・・安いけど」
・・・という大トロを食べることが出来ない貧乏人にしか思いつくことの出来ない素敵な発想・・・
・・・・・成功したらこれは・・・・・お魚錬金術
まず腹骨を集めて焼いて脂を出す
イワシ油が完成
マグロ=酸味がある・・・ということで軽く酢で〆る
丁寧に骨を抜いてから切り込み入れた刺身
皮の下の銀と青?黒い部分は青魚臭いので極力落とす。
切れ込みにイワシ油を流す・・・
とりあえず旨そう・・・
結論は・・・
まず、食感というか歯触りというか・・・
あと香りも・・・
いやっ、そもそも見た目が大トロではない・・・当たり前だけど・・・
うん・・・油増量しても味は結局イワシ・・・(苦笑)
イワシはイワシのままでいい・・・ということを学ぶ・・・
普通やらないことをやるとたいていこういう結果になる・・・。
ご飯に乗せたとこ
余計なことしないで普通に食べるのがいい・・・
この組み合わせ・・・文句なく旨いです。
細かい切れ込みは醤油が入っていくので効果的です。
絵にならないけどやっぱり実力はある・・・
太ったイワシ
これから次の産卵にそなえる・・・というのをイワシ目線で考えると・・・
雄も雌もセクシーな体型になっている時期なんでしょう(笑)
・・・人間には全然わからないけど・・・
・・・関係ない魚の話をしてしまいましたが・・・
ここまで読んで頂いた方・・・本当に有難うございます。
明日から開催、金魚と海のいきもの展
阪神百貨店8階催事場でお待ちしています。
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