2023.02.18(土)
★『ひみつストレンジャー』
プレゼントに絵本を選んでいたときに、junaidaさんの『michi』と『の』に出会う(どちらも福音館書店)。
『michi』で出会う街たちの、こまごまとした営みがおもしろくて、ちょっと不気味で、書店の奥のコーナーで見入ってしまった思い出。
『の』では、連なっていく長い長いことばが広がっていく世界をひねくれた時間を伴って教えてくれる。微妙なリズムがおかしかったようで、繰り返し読み上げていた幼い子ら。
絵本を探す日々から遠くなって・・・。
そして飛び込んできたステキなコラボのニュース。
junaidaさんの絵の、一見かわいくて、ちょっとひねくれた怖い雰囲気が、スピッツの歌詞をどんなふうに浮かび上がらせてくれるのか、今からほんとうに楽しみ。
「草野マサムネさんの歌詞と、絵本も人気のアーティストjunaidaさんの絵物語が組み合わさった歌画本『ひみつストレンジャー』」が刊行されるそうです。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/topics/topics.php?no=467
junaidaさんについて。
https://www.junaida.com/information
https://www.fukuinkan.co.jp/junaida/
https://www.1101.com/junaida/index.html
昔の写真を見ながら、あのころの気持ちの動きを少しだけ取り戻す。
戻らない時間ほど、愛おしくて残酷なものはない。だからよけいに、過去はどんどん美しくなるんだろう。
それでも先を見ることができるのは、得意な諦めの術と、まだまだ先に小さな何かがあると思える能天気な生き方のせいか。
今朝、母の施設からの帰り道で出会った母子は、スピッツの「春の歌」を大きな声で歌っていた。
あの二人には、「愛と希望より先に」春が訪れますように。
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