隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「おっちゃんが~」とか・・・ロック大陸的「空耳アワー」

2021年06月08日 17時30分01秒 | スピッツ

2021.06.06
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 最近、部屋の整理をしているそうで、出てきた古いラジオが「以前にいただいた見えるラジオだった」と。

 曲名などがリアルタイムでわかって、「結構好きだった」。
 調べたら、1994~2014年の間存在していたそうで、「見えるラジオ」は東京FMの登録商標なんだそうだ。
 周囲に話題を共有できる人が少なくて、「寂しいんだ~。その古いラジオも、『オレのこと忘れないで』と言っているようでした」。
 杉並の事務所でラジオを聞きながら仕事していた頃、ラジオ(TOKYO FMだったのね)でよくコマーシャルしていたのを思い出す。


 そして今回は、【日本語に聴こえる洋楽フレーズで漫遊記】。
 古くは鶴光さんの『オールナイトニッポン』、現在では『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」など、日本語にきこえる洋楽で遊ぶコーナーはよくある。
 今回セレクトしたのは、草野くんが10代のころの洋楽。一瞬日本語に聴こえる、というのではなく、日本語に聴こえるフレーズが曲中で何度も繰り返される、という曲だそうだ。


オンエア曲
01 クリスピー(スピッツ)

02 Uptown Girl(Billy Joel)
03 Bark at the Moon(Ozzy Osbourne)
04 The Tide Is High / 夢みるNo.1(Blondie)
05 I Think We're Alone Now(Tiffany)
06 Lose Your Heart(Bob Welch)
07 Southern Girls(Cheap Trick)
08 HAI HAI HAI(Sandii)
09 醒めない(スピッツ)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「クリスピー」(1993年、4thアルバム『crispy!』)。
 スピッツの曲も「間違えた歌詞で覚えている人が結構いる」ということで、「気まぐれな蝶→気まぐれダチョウ」(「ヒバリのこころ」)とか、「許しの歌→漆の歌」(「優しいあの子」)とか・・・。
 (あるある。「実はまだ始まってなかった→地図はまだ始まってなかった」(「春の歌」)とか、今すぐに思い出せないけど、たくさんある)
 「クリスピーは もらった~♪」を「クリスティーは モダンガ~ル」と聴き間違えたテツヤくんの友人は、なかなかすごくないですか?
 それ以来、彼自身が歌うときに、「クリスティーは モダンガ~ル」に脳内変換されてしまうらしい。
 (チャーミングな曲!)

 最初の曲は、Billy Joelの「Uptown Girl」(1983年、27thシングル/1983年、9thアルバム『An Innocent Man』に収録)。
 “uptown girl”が「おっちゃんが~」に聴こえる・・・。(たしかに)

 こういう例として、古くは、日本の若者には、ビーチボーイズの「Surfin’ U.S.A.」のバックコーラス「inside outside U.S.A.」が「イッサイガッサイ(一切合切)U.S.A.」に聴こえたというお話。
「サーフィン・USA、SURFIN'USA」ビーチ・ボーイズ、THE BEACH BOYS
 (今聴いても、「イッサイガッサイ」以外には聴こえませぬ)

 草野「今日はあくまで、私の思い出とともにお送りしていきます」
 草野くんが聴いていたのは、土曜日の夜の笑福亭鶴光さんの『オールナイトニッポン』。その中のコーナー「この歌はこんなふうにきこえる」。
 洋楽好きの友人たちの間では盛り上がっていたそうだ。
 「『タモリ倶楽部』の『空耳アワー』もその影響で始まったのでは?」と。
 鶴光さんの番組では下ネタ全開で、「日本語じゃないから、どんなに卑猥でも放送禁止的な用語でも大丈夫でしょ、というスタンスで、それが痛快だった」。
 「空耳アワー」のほうは、下ネタにはこだわらず、「むしろ映像作品としておもしろいものが作りやすいものが取り上げられる傾向?」と。

 次の曲は、Ozzy Osbourneの「Bark at the Moon」(1983年、3rdアルバム『Bark at the Moon 月に吠える』)。
 「Bark at the Moon」が「バカだも~ん」は、「空耳アワー」でも取り上げられていた「有名な曲」。
 最初のサビで「バカだも~ん」と言ったあとで「わ~はっは」と笑う。「世の中、まねきった感じがロックだな」と。
 (聴くたびに、痛快な気分。日本人でよかった、と意味もないことを思ったこともある。湿気強めのハイトーンはときどき聴きたくなります)

 草野「『おっちゃんが~』も『バカだも~ん』もはっきりしていましたが、ここからはちょっと苦しくなります・・・」

 そして次は、Blondieの「The Tide Is High  夢みるNo.1」(1980年、5thアルバム『Autoamerican』)。
 原曲は、ジャマイカのコーラスグループThe Paragonsの楽曲。
 (Blondieの「夢見るNo.1」は当時、よくラジオから流れていました)
 Zo-3で「あ~なた 金子~」を歌ってから、「あなた金子 ぼく草野」といかにも中学生のノリてきなエピソード(わかる、わかる)。
 下ネタでもないし、映像にしてもとくにおもしろくはなさそうで、「鶴光さんにも空耳アワーにも相手にされなくて、そういう意味ではロック大陸的な空耳かな」。
 曲としては、「すごいポップで、レゲエ(ではなく、「スカ」とあとで修正)で、夏に聴くにはぴったり」と。(ホントだ、I’m not a kind of girlが「あ~なた 金子~」って・・・)

 次は、Tiffanyの「I Think We're Alone Now」(1987年、デビューアルバム『Tiffany』)。
 ZO-3で「おね~さん」と歌ってから、「この曲はトミー・ジェイムス & ザ・ションデルズのカバーなんだけど、原曲では『おね~さん』とは聴こえない」と。
 「only sound」が「おね~さん」と聴こえるのね。
 Tiffanyさん自身は中学生男子には「かわいいお姉さん」だったので、彼女の歌い方でそのように聴こえた?
「ジャンル的には、アイドルポップな曲で、全然ロックじゃないんだけど・・・」と。
Tiffany - I Think We're Alone Now (Official Music Video)

Tommy James & The Shondells - I Think We`re Alone Now Live on Village Square 1967
 原曲のほうも「おね~さん」と聴こえる?
 草野「さきほど中学生と言いましたが、19歳、20歳のころでしたね。勘違いしてました」(笑)


 そして、メッセージコーナー。
 The Smith特集の回の「お経みたいな曲」・・・で思い出したこと、というリスナーさん。
 中学生のころ、奥田民生やスピッツの曲を聴いていて、母親から「お経みたいな曲だね」と言われたことを。
 草野「そうなんだよね。興味の持てない歌は、最初、お経みたいに聴こえるんだろうね」
 アイドルグループでも、最初は見分けがつかなくても、興味を持ってくるとだんだん一人一人の個性が際立って見えてきて、全員がにんしきできるようになる・・・と。
 草野「今後も、コンシェルジュ的な感じで、邦楽洋楽のアーティストを紹介していきたいと思っています」

 「チョコボールのチョコ無しが発売されたようですが、もう食べましたか?」と。
 以前の放送で、「チョコ薄めのチョコボールが食べたい」と言っていた草野くん。
 たしかに、ココで言ってました。
 チョコがなくて、ピーナツをビスケットでコーティングしたやつ・・・。
 
 (へ~、初めて知った。チョコは好きだけど、ちょっと食べてみたい)
 うな丼は好きだけど、じつはあのタレのかかったご飯が好きなんだと気づいた草野くん。「うな丼のウナギ無しでもOK」と同じ感じかなあ、と。(ちょっと違う?)
 関西の肉吸い(=肉うどん-うどん)にも共通する「何かが欠けてもおいしくいただける」ものと考えれば、「チョコ無しのチョコボール、全然イケそう。冷やし中華の麺無しも、ね」と。
 (話が膨らみました)


 次は、Bob Welchの「Lose Your Heart」(1977年、ソロデビューアルバム『French Kiss』)。
 ココでも彼の曲を紹介しています。Fleetwood Macの元ギタリストでありボーカリスト。
 「夢見る~ my heart」ときこえ、曲自体もふわふわした感じなので、「ツアー先の乳眠剤代わりによく聴いていました」。
(きれいな曲で、たしかに「夢見る~ マイハ~ト」だわ。You made me loose, my heart. なのね。)

 最後は、「やっぱり、これ、いってみましょう」、Cheap Trickで「Southern Girls」(1977年、2ndアルバム『In Color 蒼ざめたハイウェイ』)。
 「草野く~ん」と何度も歌っているところが、草野少年の周囲4人の間で「話題騒然となった!」。
 たしかにココでも「4名」と言ってます(笑)。
 草野「今後、個人的に出囃子とかで使うとしたら、この曲かなあ。バッターボックスに入るときとかね。ま、あるかわかんないですけど」
 (ないだろうなあ)
 (Southern girlsが「草野く~ん」に聴こえる不思議。曲タイトルだし、最後、連呼してるし。ま、知り合いに「草野くん」がいなかったら、こういうふうには聴こえないだろうけどね)(笑)


 特集の最後に。
 この特集は、リクエストでもいけそう、と。「ただし、ロック大陸的には、一瞬そう聴こえる、じゃなくて、くどいくらい何度も繰り返される、に限定したい」と。
 (Twitterで、スピッツ曲の空耳がたくさんあげられていて笑ってしまったけれど、あれは「一瞬」だから、ロック大陸的にはボツなんだろうな)
 (そうそう、「僕 マーくん」はこれです。
  The Policeの「Don't Stand So Close To Me」)
 The Police - Don't Stand So Close To Me
 (ただし、book markingは1回現れるだけだから、ロック大陸的にはボツなんだろうな)


 そして、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。

 (イントロは、「涙がキラリ☆」か? わかりにくい選曲・・・)
 曲は、Sandiiの「HAI HAI HAI」(1994年、14thシングル/8thアルバム『ドリーム・キャッチャー』)。
 94年ころは、よく彼女のアルバムを聴いていたそうだ。
 今日はここも「空耳」的に。
 「上下 上下」と聴こえるところ、じつは「ダンス」という意味の単語jogetだった、と。
 「ご機嫌な曲なので、ぜひ!」と。
 先週の川崎真理子さん同様、90年代前のポップスは配信もサブスクもないし、CDも手に入りにくいので、「どうにかしてほしいです」と。
 草野「この曲の入ったアルバム『ドリーム・キャッチャー』は名盤だと思います」


 そして来週は、いよいよ「ロックサウンドなアイドル曲で漫遊記」。
 リクエストの中には「知らない曲」もあったし、「ああ、それがあったかー」と記憶を掘り起こしてくれるものもあったそうです。
 おもしろい特集になりそうです。
 
 そして、「草野さ~ん、あのとき、あれしてた、あの名前が思い出せない!」



                              


 まだここは梅雨入りしていないんだけれど、なんだか梅雨の晴れ間みたいな一日だった。
 仕事しながら、いろんなものをベランダに干せたし、気持ちが少し上向いた。
 太陽はやはり貴重。
 
 『イチケイのカラス』、来週がもう最終回か~。寂しいなあ。
 メンバーのそれぞれのキャラクターがはっきりしてきてからの「さよなら」はきついなあ。
 竹野内豊さんは相変わらず、チャーミング度満点だし。
 
 まだ初回しか見ていないけれど、同じ曜日に、今度は西島秀俊さんのシェフ姿も見られる。
 登場人物少なめで、ひっそりと小さなドラマが動き出しそうで、うれしい期待。
 
 『大豆田とわ子と三人の元夫』に、まさかのオダギリジョー登場!
 いやいや、心臓に悪いでしょ。びっくり爆弾!と言って、相方に笑われた。
 それにしても、まさか、かごめさんが・・・。
 ふっといろいろ思い出してしまった。 


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