隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ロックなドラマ主題歌を堪能!~「ロク漫」ならではのテーマかも

2019年04月22日 20時05分41秒 | スピッツ

2019.4.14 21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM


 
    https://www.tfm.co.jp/manyuki/





 そうそう、言っていましたね、「bluetoothの充電がめんどいから早く充電レスの時代にならないかな。ソーラー充電もためしてみようかな」と。
 今回もそこからの導入。
 「必要は発明の母」の精神から生まれた「消しゴム付きのえんぴつ」「直立するおたまやしゃもじ」(このしゃもじは便利だなあと使っています)のように、「こういうの、あったらいいな」と草野くんが思うこと。
 「開けっ放しにしていても大丈夫な冷蔵庫」→ 買ってきたものを冷蔵庫にしまうときにもたもたする人らしい。「すぐに、ピーピーが鳴るんですよ。あれが悲しいんだな」
 だから、冷気のバリアで5分間くらい開けていても大丈夫な冷蔵庫所望と。
 「ほこりがつかないサングラス」→ 陽射しが強くなってサングラス使用度が高いそうだけど、「ほこりがつくとイラっとしません?」と。「レンズじゃなく光の膜でできているサングラス」・・・ふむふむ。
 (こういう人に「何言ってんのよ」とイラっとさえしなければ、一緒に暮らして楽しいかも、と思わせる人ですねぇ。上から目線? でも年上なんで、上から目線、許してください)(笑)


 そして、今回のテーマは「ロックなドラマ主題歌で漫遊記」。
 あくまで「草野が見ていたドラマの主題歌」ということだそうです。


 オンエア曲
 
01 空も飛べるはず(スピッツ)
 
02 TRAIN-TRAIN(THE BLUE HEARTS)
 
03 Monkey Magic(ゴダイゴ)
 
04 生きてるって言ってみろ(友川かずき)
 
05 Stars(ORIGINAL LOVE)
 
06 ヒトリセカイ(10-FEET)
 
07 ESCAPE(MOON CHILD)



 漫遊前の一曲は、スピッツで「空も飛べるはず」(1994年、8thシングル)。
 ドラマ『白線流し』の主題歌。これで、リリース2年後に「スピッツ初のオリコン一位です」。
 リクエストされたある方は、お母さんのガラケーの着メロで聴いたのが初「空も飛べるはず」だそうだ。歌詞がなくても心を捉えちゃったみたいだ。
 リリース当時、カーステレオからこの曲が流れてきたとき、スカスカな音がその頃の音楽シーンとはかけ離れていることを感じて、「このスカスカがいいんだよね」と彼自身が思ったのかメンバーと話したのか、そんなことを雑誌のインタビューで語っていたのを今でも覚えている。
 シンプルこの上ないサウンド、アコギののんびり感、若いというより幼ささえ感じさせる声(すでに20代後半だったのにね)、そんな楽曲でも見えない反骨心を抱いて試行錯誤しながら活動していたブレイク前のバンドの新鮮な音と匂いがする。
 私にとっては、今でも聴くと、BIG3の中で最も心がザワザワする楽曲なのは、この曲の中身だけが理由じゃないんだろうな。

 最初の曲は、THE BLUE HEARTSで「TRAIN-TRAIN」(1988年、6thシングル)。
 学校が「荒れていた」ころのドラマ『はいすくーる落書』の主題歌。「ヤンキーがたくさん出ていました。でもラストシーンはじーんとくる」
 あの有名なシーン。映画『』今を生きる』とどうしてもだぶらせてしまう私ですが。
 斉藤由貴さん主演で、「的場浩司さん、保阪尚希さん、ブレイクのきっかけになったドラマ」。
 草野「ブルーハーツはすでに人気バンドだったけれど、これをきっかけにお茶の間まで浸透したという感じでしょうかね」
 マーシーの歌詞が胸を突く。残る言葉がたくさんつまっているけれど、「弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく♪」ってところに衝撃を受ける。前向きな言葉の中にちゃんと「現実」を盛り込む歌詞は信用できるなあと、今でも好きな歌です。

 次は、ゴダイゴで「Monkey Magic」(1978年、8thシングル)。
 1978年、ドラマ『西遊記』主題歌。
 堺正章、西田敏行、岸部シローのコンビに、三蔵法師は美しい夏目雅子。
 草野「大河ドラマの裏なのに、視聴率19.5%! オレ、めっちゃ好きでした! 配役が最高! Part 2で猪八戒が左とん平さんになったんだけど、これもよかったなあ」
 1993年には本木雅弘、2006年には香取慎吾の孫悟空で放映されたけれど、「今だったら誰がどの役を?って考えるのもおもしろい」と。
 孫悟空は菅田将暉、沙悟浄は渡部豪太と「イケメンでそろえて」、猪八戒はムロツヨシ。三蔵法師は「女性なら北川景子か宮崎あおい、男性がやるなら小日向文世」。
 おお、なかなか深い・・・。
 (最近はあまりやらないけれど、若い頃よくやってたなあ。でも自分の好きな役者ばかり並べていて、プロデューサーの才能はないと確信したことあったっけ)(笑)
 草野「ゴダイゴは日本のロックバンドの最先端をいく感じで、90年代で言えばフリッパーズギターといったところ。今聴いても本当にカッコいい!」
 久しぶりに聴いたけど、心も体も浮き立つ。


 次は、友川かずきの「生きてるって言ってみろ」(1974年、2ndシングル)(今回使われたのは、テレビ用に歌い直したバージョンだそうだ)
 (Wikipediaによると、2004年から「友川カズキ」という表記になった)
 草野「友川かずきさんは、70年代から活動する秋田出身のシンガーソングライター」
 この曲は、1986年のドラマ『一家だんらん物語』の主題歌。「オレがちょうど上京した頃」
 このドラマは見ていなかったなあ。下町の青果店の三兄弟を中心にした「ドタバタホームコメディー」。
 草野「ドタバタホームコメディーというには、殺伐とした雰囲気だったなあ」
 三宅裕司・陣内孝則・石黒賢の三兄弟がいつもけんかしていて、その殺伐としたシーンのバックで流れるのが「生きてるって言ってみろ」だった。
 友川カズキさんの外見(「スラッとしていてハンサム」)から、むき出しのパワーを発揮する、そのインパクトも草野くんには印象的だったとか。
 「夜を急ぐ人」とか「死にぞこないの唄」とかあるけれど(どれも鬼気迫る歌詞)、私にとっての友川カズキさんは、なんといってもこの曲、「海みたいな空」です。
友川カズキ『海みたいな空だ』/ Kazuki Tomokawa 'Look at the Sky, it's like the Ocean'

 草野氏が初めて友川カズキさんの曲を聴いたのは、ドラマ『3年B組 金八先生』の中で使われた「トドを殺すな」という楽曲だったそうだ。
トドを殺すな/友川カズキ【友川カズキ×安藤延晃ツーマンコンサート】

穏やかなMCのあとに続く叫びは圧倒的な迫力だ。



 メッセージをご紹介。
 初の一人暮らしで寮生活をしているリスナーさん。
 「毎日泣いてるって、結構大変ですよね。大丈夫?」
 (いつもメッセージをくれるTMさんが、「マサムネくんに『大丈夫?』って言われた瞬間に私は生き返る!」って)(笑)
 アドバイスは、「寒さと寂しさは結構関係している。だから、寂しいときは体を温めて。厚着をするとか、温かいものを飲むとか」。
 寂しさとは異なるけれど、たしかに寒いといろいろあらぬことを考えて気分が下向きになるなあ。
 草野「弱音をはける人がそばにいるといいんだけど。今後そういう人ができるといいですね」

 「北海道のロックバンドで漫遊記」が楽しかったので、都道府県ごとの特集をリクエスト。
 「博多や大阪など、かなり個性的なバンドが・・・」という要望に、「おもしろそうですね」
 フランス、オーストラリアなどの国別以外に「沖縄もやりましたね」。
 福岡はまだこの番組が放送されていないので、「放送されたあかつきには、記念して」、やってくれるかも。
 草野「大阪は、京都・兵庫を入れて関西しばりにするのか、迷うところです。名古屋のロックバンドも多いので、名古屋特集もいいかもね」 
 そして、あまり大きな街ではなく、「どうにかかき集めて6曲」というような特集もいいかも、と言っていましたね。おもしろそう。

 4月から専門学校生という方、「初対面の人になかなか声をかけられない、友達できるかなあ」と。
 草野くんも初対面の人と話すのは苦手だそうで、こうきたらこう返そう、とかいろいろシミュレートして、「それでもなかなかそのとおりにはいかないことが多い」と。
 初対面の印象が悪かった人とその後仲良くなったり。「最近はそういうことも楽しめるようになった」。
 草野「クラスメートの持ち物を見て話を糸口を探す。でも、あんまり無理しないで。自分のペースで行っていいと思いますけどね」


 そして次は、ORIGINAL LOVEの「Stars」(1999、14thシングル)
 1999年のドラマ『リング 最終章』のテーマ曲。平均視聴率19.9%の作品。
 幼い頃、『オーメン』も『エクソシスト』も好きで、その延長戦で観ていたという草野くん。
 ああ、こっちは先輩に誘われて『エクソシスト』を観て、最初から最後まで後悔しどおしだったあの日の最悪の映画館を思い出してしまうよ。オカルト、ホラーは大嫌い!
 (ちなみに、相方と次男坊は連れ立ってこの手の映画を見に行ったりDVDをレンタルしたりの過去を持っている。次男坊は父親がホラー好きだと信じているみたいだけど、実はそうでもない、というウワサもある。)
 そんなドラマを包み込む、「ホラーなドラマにもマッチする、田島貴男さんの懐の深さを感じさせる歌声、曲。すごいです」。
ホラーは好きではないけれど、この曲はもうたまらなく好き。
 (どうでもいいことですけど、そして前にも書いたことあったかもしれないけれど、田島貴男と草野マサムネが1歳違いというのは、いまだにどうしても信じられないのです)

 そして最後は、10-FEETの「ヒトリセカイ」。
 2017年のドラマ『バイプレイヤーズ』のオープニングテーマ。
 草野くん同様、テレ東のこの枠のドラマ、私も結構観てるな。
 すごいメンツとおもしろいストーリー。
 この曲は、オープニングで、「6人が浜辺をキメキメで歩く渋いシーン」のバックに流れた。
 草野「ドラマと主題歌のマッチングという点では、かなり上位にくるのではないかと思います」
 ああ、久々に聴いて、毎週ドラマを期待100%で観ていた記憶が蘇ってきた。ほんとうに勢いがあるステキな曲だ!
 エンドロールの竹中ピストルの「Forever Young」のほうが注目されていた印象があるのだけれど、私としてはこの曲のほうが残っている。
 曲終わりで、「10-FEETはギターの音がメチャメチャ気持ちいいですよね。ギブソンエクスプローラーが欲しくなっちゃいます」


 『電車男』のサンボマスター(「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」)、『アオイホノオ』のウルフルズ(「あーだこーだそーだ」)、『忘却のサチコ』のスカートなど、まだまだあるので、第二弾も期待できそうです。
 それにしても、テレビドラマの主題歌に焦点を当てて「ロック特集」とは、本当にロク漫にふさわしいテーマかも。
 DJ草野と番組スタッフのセンスに感謝、ということで。



 最後は、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。

 「ラクガキ王国」のイントロをちょこっと。
 今回は、MOON CHILDで「ESCAPE」(2003年、1stシングル)
 MOON CHILDは1996年、avex初のロックバンドとしてデビュー。
 草野「2000年以降は珍しくなくなったけど、当時は、avexからロックバンド?って思いましたもん」
 イベントで一緒になったとき、そのあたりのことが話題にのぼったこともあるとか。
 そういえば、Mステで一緒になったとき、ボーカルの佐々木さんがカラオケでのエピソードを話していましたね。
 マサムネくんはお酒の勢いもあったのか?GLAYかルナシーの曲を「キーを上げて」ノリノリで歌っていた、とか(笑)。
 ドラマ『FIVE』(1997年)は草野くんは観ていなかったそうだが、『当時大ヒットしてよく流れていて、決して『埋もれた曲』ではないのかもしれないけれど、カッコいい曲なので聴いてください』と。

 

  そして来週は、「3連ロッカバラードの曲で漫遊記」。
 
例として、ZO-3で、「We Are the Champions」「君といつまでも」をちょっと長めに聴かせてくれた。
 
これも楽しみです。




                             



 ココで、サカナクションのサマソニでの情報でスピッツ話を教えてくださったikkaさんから、また新たな情報が・・・。
 サカナクションの山口氏がMCで夏のイベントの告知をしていたとき、
 「サカナクションが『サマソニ』をジャックすることになりました。外タレは誰を呼ぼうかなあ。シガー・ロスとか?」
 という話のあとで、スピッツに声をかけたけれど、スケジュールが合わなくてダメだった、ととても残念そうだったとか。
 ikkaさんも「がっかり・・・。でも楽しんできま~す」と。


 いつもありがとうございます!
 ステキな夏の夜を!



 
明日はスピッツつながりで長~いお付き合いになった「うんと年下」のY子さんと久々に会えることになった。
 明後日は、寒い季節を越えて、これも久々に母との外出。
 この季節は大切に過ごしたい。



 
なんとも悲しい悲惨な事故のニュースが重なる。
 仕事の手を止めて、自分の家族の身に起こったら・・・と想像して言葉を失う。
 出会う子どもたちみんなに、
 「青信号を信じてはダメ」
 と言わなくてはならないのだろう。


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2 コメント

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Unknown (吹きました笑)
2019-04-25 17:58:16
かけらさん、こんにちは。

電車の車窓からの山の中に、鶯餅みたいな綺麗な緑がところどころに。
いろんな芽吹き。なんとすごい季節でしょうね。

そんな感じで車窓に感嘆しながら、タイムフリーラジオ。
そしてかけらさんの記事を読んでます。

「田島貴男と草野マサムネが1歳違いというのは、いまだにどうしても信じられない」

ここで口に入れた炭酸水を吹き出しそうになりました。

ほんとですよね笑

都道府県別特集、名古屋が面白そう!と話してるのを聴いて、嬉しくて。

ブランキージェットシティは絶対入れてね。とか勝手に自分の中で考えながらの帰り道です。
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いい季節! (かけら)
2019-04-26 10:06:55
コメント、ありがとうございます。
田島貴男さんの件(笑)、共感していただいて安心しました。
イエモンの吉井さんやエレカシの宮本さんなら、別に違和感はないのですが。
田島さんが別に老けているとかではなく、なんでしょうね、あの圧倒的な雰囲気の前では草野マサムネは・・・と思ってしまうのでしょうか(あ、これは愛ある発言ですので)。

本当に「感嘆」という言葉がぴったり。そんな気持ちで外を眺めてしまいます。
スマホを見ていてはもったいない?

私は草野くんのインタビュー記事でブランキーに興味をもったので、(コアなファンではありませんが)いまでもとくに『LOVE FLASH FEVER』は定期的に聴きたくなります。
ロックバンド!というと、思い浮かぶ音たちです。
名古屋特集、期待しましょう!

ここは今日はちょっと天候不順です。
お互いに、そこそこいい一日に!

ありがとうございました。
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