☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

【追記】『ニンゲン合格』(1999)

2013年08月15日 | 西島秀俊さん 徒然日記
【追記】『ニンゲン合格』(1999)

黒沢清監督、西島秀俊さん、役所広司さん、菅田俊さん出演。



【STORY】
14歳の時に交通事故に遭い、昏睡状態が続いていた豊が10年の眠りから突然覚めた。
しかし、彼を出迎えたのは懐かしい家族ではなく、藤森という風変わりな中年男だった…。
(Movie Walkerより引用)

【感想レビュー】@theater
DVDを持っているのですが、スクリーンで観た事は無かったので、レイトショーでしたが、観て参りました

西島さんの出演映画の私的Best5の中の1本である本作ですので、もうドキドキしました

あまりに心を奪われた作品は逆にDVDを持っていても、1、2度しか観ないので、所々忘れていたり、こんなシーンあったかな?…としばしばなりましたが、却って新鮮に観れました

ここは好きなシーンなのですが、冒頭の、豊が病院のベッドで目覚めて、ベッドから落ちるシーン。
筋肉が無いので力が入らず、グニャリとベタッと床に落ちるのですが、その脱力感たっぷりの演技が素晴らしいのです

他にも、もちろん沢山、沢山グッとくるシーンがあるのですが、余韻を味わいたいと思います

また、音が全然違いました!
劇場で観る醍醐味を味わいました


西島さん出演映画の私的Best5(現時点)は、CUT/Dolls/ニンゲン合格/休暇/真木栗ノ穴。

それ以降は…2/デュオ、アートフル・ドヂャース、SELF AND OTHERS、すべては夜から生まれる、ラストシーン
…等々と続くのですが。

菅田俊さんは、CUT/ニンゲン合格/休暇の3作品で共演されていて、なんだか勝手に特別なものを感じてしまいます


それにしても!!
スクリーンで観れて幸せです!




『青春トルコ日記 処女すべり』(1975)

2013年08月15日 | 邦画(クラシック)
『青春トルコ日記 処女すべり』(1975)

野田幸男監督、山川レイカさん、荒木ミミさん、岡田奈津子さん、殿山泰司さん、佐藤蛾次郎さん出演。

【STORY】
トルコ嬢のクラ子が客の石川から500万円借りたことで、石川の会社は倒産し一家心中。生き残った娘の弘美はクラ子への復讐に執念を燃やし…。集団就職で上京したクラ子がトルコ嬢へと堕ちるまでの経緯を猥歌でつなぐミュージカル仕立てや、ラストのカー・チェイスなど、野心的な試みに満ちた一作。(シネマヴェーラHPより)

【感想レビュー】@theater
これは…『怪談色ざんげ』との2本立てだったのですが…。
そもそも1本目も駆け込んだ上、続けて観たのでパンフレットも読まず(手にはしていたものの、当たり前ですが暗くて読めず…)、作品名もうろ覚えのまま突入し、すぐに退出の出来ない席で観てしまったため、出るにも出れないまま83分を過ごしました…

もう本当に泣きたかったです…。

あ!でも、
オイ!…とツッコミたくなる歌詞を朗らかなお声で歌う感じは面白かったです

ラストのカーチェイスや歪んだ画像が見応えがあった事と、結末がシュールで面白かったです
思わず、笑いました…。


教訓…パンフレットをよく読まずして観るのは、賭けである事を知る…
以後、気を付けます…。

『 怪談色ざんげ 狂恋女師匠』(1957)

2013年08月15日 | 邦画(クラシック)
『 怪談色ざんげ 狂恋女師匠』(1957)

倉橋良介監督、水原真知子さん(おせん)、北上弥太朗さん(直吉)、名和宏さん(宗次郎)出演。

【STORY】
若い遊び人の宗次郎に惚れた美貌の踊りの師匠・おせん。その後、家に入り込んだ男・仁蔵に熱湯をかけられ、おせんの顔は二目と見られぬものとなり…。男嫌いだった年増の女師匠が若い男に夢中になったあげくに嫉妬に狂い、その後捨てられた恨みから化けて出るという怪異譚。仁蔵を演じた田崎潤の極悪人振りは見もの。
(シネマヴェーラHPより)

【感想レビュー】@theater
“妄執、異形の人々傑作選”シリーズ観てきました
急きょ飛び込んだので、こちらを。

とっても面白かったです!!

怪談話を聞いているように、スーッと観れました

おせん演じる水原真知子さんがお美しくて…‼
切れ長の瞳に細い首、しなやかな腰つきや色っぽい仕草は、同性の私から観ても、うっとりする程でした

特殊メイクを施した時のおどろおどろしい感じも一興でした

宗次郎の夢の中で、宗次郎の生首が置いてあるシーンでは、ビックリし過ぎて手にしていたパンフレットを思わず、弾き飛ばしてしまいましたが…

涼が取れました🎐

酷暑に相応しい1本が観れて大満足です