最強夫婦

　気が付けば週が変わり、すっかり遅くなってしまいました。いつもより一週間あると思うとついつい油断してしまいますね。


　それでは以下はそういやコナンが連載開始した頃にはアイスホッケー漫画もマラソン漫画もあったなあと遠い目になった今週のサンデーの感想です。


　緋色シリーズもついに大詰め。というわけで前置きは無しで一気に順を追っていきたいと思います。
　
　ベンツの後部座席で丸まって隠れていたに違いないシャア赤井がいきなり大活躍です。何事も無かったようにシレッとキャメルに指示を出しつつ射撃用のグローブを装着して臨戦態勢はすっかりOKからの見事な射撃とすっかり独壇場ですが、それにしてもちょっとくらいジョディ先生の話も聞いてあげなよというか、いつも思うんですがこんなに会話のできない相手のどこが良いのかジョディ先生に膝づめてインタビューしてみたいものです。
　
　そんなシャア赤井の様子を報告され部下に檄を飛ばすバーボンに沖やんから「静かにして」と冷静なツッコミ。まあ確かに会話中にいきなり電話で怒鳴るというのはいただけません。そして電話相手がシャア赤井に代わってついにエセジェントルマンぶりと一緒に仮面が剥がれて安室君の正体が明らかになります。
　それにしても本当にシャア赤井のやりたい放題ですよね。というか目先の事に囚われるなとか狩るべき相手を見誤るなとかどれもこれもいやいやいや、FBIにだけは言われたくないやろ！？とついついツッコみたくなるんですが、私がバーボンでも確実にこいつは嫌いになるだろうなと確信が持てました(笑)
　
　一方、アカデミー会場では優作パパに変装した有希子さんが絶好調です。でもそのイケメンで礼儀正しく、クールでダンディっていうのはまさかさっきまでベンツの後部座席で丸まっていた目つきの悪い、人の話を聞かない、自分勝手な、ちっさい男の事じゃないですよね？まあイケメンでクールまではともかくとして後の二つの要素がどこにあったのかという点についてはジョディ先生も含めて膝づめでインタビュー（ｒｙ
　
　そして最後に全てを種明かしするべくコナンの元に向かった沖やんはやっぱり優作パパだったわけですが、これ別にコナンいなくても良かったんじゃないか、というのは言わないのが大人のたしなみというものでしょうか。でも相変わらず肝心な時には両親におんぶにだっこなお子ちゃまですね。優作パパが「母さんに感謝するんだぞ…」と諭してるけど、残念ながら絶対息子には通じてないと思いますよ？

　ついに終わった緋色シリーズ、「これがコナン史上最大の謎なの？」とか言いたいことは色々ありますが、一番の敗因はベルツリーで「赤井（仮）をベル姐さんとバーボンが二人で演じてた」というネタをすでに使っていたことだと思います。これがなければ「優作さん&シャア赤井で沖やん」というのが新鮮で素直に驚けたのに、ベルツリーがあったことでどうしても二番煎じにしか思えないのが実に残念でした（まさかこんなところでベルツリーに足を引っ張られるとは思いもしませんでしたよ）。
　この流れだとシレッと再びシャア赤井が沖やんとして住みつくのかもしれませんが、正体がわかっちゃうともう別にこの人ここに居る意味がないので、さっさとFBIに帰って組織と決戦に挑めばいいのにと思います。


　それはともかくとりあえず今週は工藤夫婦に萌え転がることがメインだったと思うんですが、優作さんも素敵ですし有希子さんがまた可愛いですよね。本当に素晴らしい夫婦です。
　あ～これを機会にもっと優有が増えればいいのになあ。