ハーレー乗りの友情

まだまだルパコナ祭りは終わりませんよ！


ということで以下はルパコナ小話です。組織壊滅後に解毒剤を飲むかどうか哀ちゃんが迷っている時のお話。


「おーい！哀くん！大変じゃよ～」
「どうしたの博士？そんなに慌てて…」
「今君宛に荷物が届いたんじゃが…とにかく早く玄関まで見に来ておくれ」
「いったいなんなの？」

〈阿笠邸の前にドーンと停められているハーレー〉
「博士…いつの間にこんなものが？」
「そ、それがさっき美女がいきなり来てこれを君に渡して欲しいと言って、さっさとおいていったんじゃよ。そうじゃ、この手紙を君に渡してくれと言っておったよ」
「手紙……？」
『シェリーちゃんへ
くだらない事で悩んでないでさっさとこれに足が届く体に戻りなさい。良い女は単車と男を放ったらかしにしないものよ。

P.S.早くAPTX4869を完成させなさいよ。そうしたらどんな手段を使っても手に入れに行くから』
「差出人は書いてないようじゃが、哀くんは心当たりはあるのかね？」
「……ふふ、ここまで言われて逃げるわけには行かないじゃない」
「お、おい哀くん？」
「博士、私、解毒剤を飲むわ」
「なんじゃと！？分かったさっそく準備に取り掛かるわい！」
「……待ってるわ、峰不二子さん」


不二子ちゃんは哀ちゃんを気に入ってると思うんですよ。なので悩む哀ちゃんの背中を押してくれたりして欲しいです。