今月は新書・文庫とも欲しい本が多くて、せっせと買っては本棚に積み込む日々を送っています(「読めよ」というツッコミが聞こえてきますが、ちょっと本業の方で読まなきゃいけない本が貯まってまして)。基本的に現実を直視できないチキンな私としては書籍代の累積するのが恐ろしくできるだけ通販やカード買いはしないんですが、ネットで買うととにかく楽なので心が揺れ動く今日この頃です。
それはともかくとして水曜日という事でまずはこっち、エゾノーではしばらく「甲子園に連れてって」が流行語になりそうな今週のサンデーの感想です(もちろん私は新田君派です)。
沖やんアッシー君シリーズの事件編です(アッシー君を知らない方はお父さんお母さんに聞いてみると良いと思います)。前半は事件をチョロチョロと調べまわるコナンがメインですが、ここにきて気になるのは沖やんが高木&目暮の警視庁捜査一課の面子と徹底的に顔を合わさないことです。前にも書きましたが沖やんが絡む事件は登場時から弓長警部が担当しているため、捜査一課のメインメンバーたちとは未だにきちんと面識が無いと思われます。
前シリーズで伊達刑事と安室が知り合いだったりと、どうも警視庁内部と組織の関係というのもちょっと考えてみる必要があるのかもしれません。そういえば今、思い出しましたがベル姐さんが新出先生に化けて潜入した時警視庁から新出先生のお父さんの事件の調書がそっくり盗まれてその後戻されていたという事がでしたが、そういう意味では警視庁内に組織の関係者がいたとしても全然おかしくないんですよね。
事件を調査してすっかりスキーに行くつもりはなくなっているコナンに探偵団から心配して電話がかかってくるわけですが、それぞれの反応が面白いです。特に光彦とか、もう考えてることダダ漏れで(笑)そして実は元太の「そんな事件ほっとけ」というのが一番的まともな意見というのが中々新鮮でした。小学生の(というか高校生であっても)部外者なんですから当然のように首をツッコんでないで、さっさとスキーに行くべきですよね。
さて事件の方は先週と引き続きコーヒー、ビール、たばこのどれがトリックかという事ですが、小五郎さんの貧乏体験がヒントになりそうな感じです。以前に幼馴染考察のところで書きましたが、毛利夫婦は学生結婚なうえ在学中に蘭が生まれているわけですから、確かに小五郎さんの学生時代はかなりの貧乏学生だったことでしょうね。そんな経験からの知恵は新一お坊ちゃまでは決して知ることはできなかったでしょうから、それだけでも彼は幼児化して毛利探偵の元で修行をした意味は大きいと言えるのではないでしょうか。
そんな貧乏学生の小技でコーヒーとビールは
・喫茶店でコーヒー一杯で長居するために、なかなか冷めないようにウインナーコーヒーを頼む
・ビールが温くならないようにかつ気が抜けないために泡を三度に分けて入れると長持ちする
というのがありますが、タバコは吸わないのでちょっとわかりません。あとは来週コナンが何とかするでしょう。
さて、今週の目玉と言えば沖やんと哀ちゃんの会話シーンなわけですが、こういう駆け引きっぽいセリフの一つ一つは結構私の好みストライクです。なんかこう色々と目覚めてしまいそうな危機感を感じつつも、哀ちゃんの距離の測り方が良いなあとニマニマしてしまいました(どないやねん)。
おそらく今回GOD的にはもっとも狙ったであろう「彼女との約束」というセリフは、あまりにミスリードくさいので話半分に見ておきます。「彼女」の候補としては単純にあげるだけでも明美さん・ベル姐さん・エレーナさんと出てきますし、もし本当に沖やんが優作さんだったりした場合は有希子さんだってあり得ない訳じゃないです。また沖やんと世良の関係によっては世良だって可能性は残りますしね。
ここからは私の願望なので推理や論理は全く別ですから、読まれる方はご注意願いたいのですが。
沖やんが赤井で「彼女」が明美さんだったとしたら、このバーボン編って実は全体でみると長い割に全く面白くないんですよね。赤井(仮)や安室や世良のような怪しい人物を出してただ目先を変えただけのことで、厳しい言い方をするとただ誤魔化して引き延ばしただけにしか見えなくなります。もし沖やん=赤井であったとするならよっぽど綿密に何か大きなどんでん返しを用意してもらわないと読者は納得できません。そういう意味では「沖やんが赤井でないとしたら誰なのか」という展開の方が、ベル姐さん編やキール編のようにストーリーとしてはずっと緊迫感が出て面白くなりやすくなります。
このシリーズでGODがどちらのクライマックスを用意しているのかはわかりませんが、ここまで楽しみにしていた読者に「流石!」と思わせるものであることを信じたいと思います。
それはともかくとして水曜日という事でまずはこっち、エゾノーではしばらく「甲子園に連れてって」が流行語になりそうな今週のサンデーの感想です(もちろん私は新田君派です)。
沖やんアッシー君シリーズの事件編です(アッシー君を知らない方はお父さんお母さんに聞いてみると良いと思います)。前半は事件をチョロチョロと調べまわるコナンがメインですが、ここにきて気になるのは沖やんが高木&目暮の警視庁捜査一課の面子と徹底的に顔を合わさないことです。前にも書きましたが沖やんが絡む事件は登場時から弓長警部が担当しているため、捜査一課のメインメンバーたちとは未だにきちんと面識が無いと思われます。
前シリーズで伊達刑事と安室が知り合いだったりと、どうも警視庁内部と組織の関係というのもちょっと考えてみる必要があるのかもしれません。そういえば今、思い出しましたがベル姐さんが新出先生に化けて潜入した時警視庁から新出先生のお父さんの事件の調書がそっくり盗まれてその後戻されていたという事がでしたが、そういう意味では警視庁内に組織の関係者がいたとしても全然おかしくないんですよね。
事件を調査してすっかりスキーに行くつもりはなくなっているコナンに探偵団から心配して電話がかかってくるわけですが、それぞれの反応が面白いです。特に光彦とか、もう考えてることダダ漏れで(笑)そして実は元太の「そんな事件ほっとけ」というのが一番的まともな意見というのが中々新鮮でした。小学生の(というか高校生であっても)部外者なんですから当然のように首をツッコんでないで、さっさとスキーに行くべきですよね。
さて事件の方は先週と引き続きコーヒー、ビール、たばこのどれがトリックかという事ですが、小五郎さんの貧乏体験がヒントになりそうな感じです。以前に幼馴染考察のところで書きましたが、毛利夫婦は学生結婚なうえ在学中に蘭が生まれているわけですから、確かに小五郎さんの学生時代はかなりの貧乏学生だったことでしょうね。そんな経験からの知恵は新一お坊ちゃまでは決して知ることはできなかったでしょうから、それだけでも彼は幼児化して毛利探偵の元で修行をした意味は大きいと言えるのではないでしょうか。
そんな貧乏学生の小技でコーヒーとビールは
・喫茶店でコーヒー一杯で長居するために、なかなか冷めないようにウインナーコーヒーを頼む
・ビールが温くならないようにかつ気が抜けないために泡を三度に分けて入れると長持ちする
というのがありますが、タバコは吸わないのでちょっとわかりません。あとは来週コナンが何とかするでしょう。
さて、今週の目玉と言えば沖やんと哀ちゃんの会話シーンなわけですが、こういう駆け引きっぽいセリフの一つ一つは結構私の好みストライクです。なんかこう色々と目覚めてしまいそうな危機感を感じつつも、哀ちゃんの距離の測り方が良いなあとニマニマしてしまいました(どないやねん)。
おそらく今回GOD的にはもっとも狙ったであろう「彼女との約束」というセリフは、あまりにミスリードくさいので話半分に見ておきます。「彼女」の候補としては単純にあげるだけでも明美さん・ベル姐さん・エレーナさんと出てきますし、もし本当に沖やんが優作さんだったりした場合は有希子さんだってあり得ない訳じゃないです。また沖やんと世良の関係によっては世良だって可能性は残りますしね。
ここからは私の願望なので推理や論理は全く別ですから、読まれる方はご注意願いたいのですが。
沖やんが赤井で「彼女」が明美さんだったとしたら、このバーボン編って実は全体でみると長い割に全く面白くないんですよね。赤井(仮)や安室や世良のような怪しい人物を出してただ目先を変えただけのことで、厳しい言い方をするとただ誤魔化して引き延ばしただけにしか見えなくなります。もし沖やん=赤井であったとするならよっぽど綿密に何か大きなどんでん返しを用意してもらわないと読者は納得できません。そういう意味では「沖やんが赤井でないとしたら誰なのか」という展開の方が、ベル姐さん編やキール編のようにストーリーとしてはずっと緊迫感が出て面白くなりやすくなります。
このシリーズでGODがどちらのクライマックスを用意しているのかはわかりませんが、ここまで楽しみにしていた読者に「流石!」と思わせるものであることを信じたいと思います。
「沖やんの正体明かしは先送りされる。沖やんが哀に何かを告げ、哀の驚きの表情のみ描かれる(エレーナのテープの続きのごとく)」
などと、不吉な予想を立ててます(笑)
ま、次週で少しでも進捗すると願いたいものです。「結局、肝心な部分は何も明かされない」との悪い流れが長く続いてきたのを、断ち切ることができるかどうか。
というか私の周りでこのままあっさりバーボンの正体がわかるとは誰も思っていない所がある意味末期なのかもしれませんね。
エレーナさんのテープとか明美さんからのメールはもうすでに明らかになる予感すらしませんし。
とりあえずこの20年で学んだことは「期待しない」という身もふたもないけど、生きていく上では結構大事なことだったりするのは何とも皮肉なものです(苦笑)