後半です。
中入り後に出てきたのは笑福亭松喬。外題は「花筏」。この噺は初めて聞きました。相撲興行の京山幸枝若の浪花節のような軽快な感じで面白い話です。聞いていると面白いけど演ると難しい噺だと思いますが、そこは松喬師匠。まったく危なげありません。存分に笑わせていただきました。
そして、トリはいよいよ三代目春団治師匠の登場です。エンジの着物が粋です。とても喜寿には見えません。ネタは予告どおりの「祝いのし」。お目出度い噺なんで喜寿記念公演のオープニングにはぴったりです。
出囃子と拍手の中ゆっくりと舞台に出てきた春団治師匠。喜寿記念興行のお礼を言って、いつもどおりマクラ無しで羽織をすっと脱ぎながら本題に入ります。このマクラ無しで客を引き込むっていうのはすごい、といつも本当に感心します。もともと三代目の低い渋めの声が好きなんですが、やはりお年のせいもあり声に張りはありません。それでも聞いてしまうのはもう流石としか言いようが無いです。
この「祝のし」という話はちょっと頭と滑舌の悪い男の人が主人公なんですけど、師匠のキャラクターがまた可愛いんです。それからこの主人公のおかみさんがいつも思うんですけど、色気ありすぎですw三代目のやる女性ってなんだか無茶苦茶イイ女に聞こえるのは私だけでしょうか。あと、家主さんが渋い。師匠の旦那とか親方とか、もう大好きです。だってかっこいいんだもんw
いつもどおりテンポ良くやってあっさり終わる愛想のなさもまさに春団治。それでも話しに引き込まれて笑って、やっぱり「落語は間だなあ」とつくづく感じました。
桂春団治師匠、いつまでも長生きしてこれからも元気に落語を続けてください。
中入り後に出てきたのは笑福亭松喬。外題は「花筏」。この噺は初めて聞きました。相撲興行の京山幸枝若の浪花節のような軽快な感じで面白い話です。聞いていると面白いけど演ると難しい噺だと思いますが、そこは松喬師匠。まったく危なげありません。存分に笑わせていただきました。
そして、トリはいよいよ三代目春団治師匠の登場です。エンジの着物が粋です。とても喜寿には見えません。ネタは予告どおりの「祝いのし」。お目出度い噺なんで喜寿記念公演のオープニングにはぴったりです。
出囃子と拍手の中ゆっくりと舞台に出てきた春団治師匠。喜寿記念興行のお礼を言って、いつもどおりマクラ無しで羽織をすっと脱ぎながら本題に入ります。このマクラ無しで客を引き込むっていうのはすごい、といつも本当に感心します。もともと三代目の低い渋めの声が好きなんですが、やはりお年のせいもあり声に張りはありません。それでも聞いてしまうのはもう流石としか言いようが無いです。
この「祝のし」という話はちょっと頭と滑舌の悪い男の人が主人公なんですけど、師匠のキャラクターがまた可愛いんです。それからこの主人公のおかみさんがいつも思うんですけど、色気ありすぎですw三代目のやる女性ってなんだか無茶苦茶イイ女に聞こえるのは私だけでしょうか。あと、家主さんが渋い。師匠の旦那とか親方とか、もう大好きです。だってかっこいいんだもんw
いつもどおりテンポ良くやってあっさり終わる愛想のなさもまさに春団治。それでも話しに引き込まれて笑って、やっぱり「落語は間だなあ」とつくづく感じました。
桂春団治師匠、いつまでも長生きしてこれからも元気に落語を続けてください。
あぁ、なんか、三代目の佇まいが目に浮かぶようです。
もう何年も、生で三代目の落語を聞いていませんが、それでもやはりスッと三代目の姿が自分の中に降りてくるくらいには、通いつめていた時代もあったなぁと思い返してしまいます。
いつまでも元気に落語を続けて行っていただきたいですね。
いつ聞いても変わらないの三代目の落語が良いんですよね。四天王にはそれぞれにキャラクターの違いがすごくあるけど三代目春団治という落語家はとにかく格好良い人だと思ってます。あんなに格好良いおじいちゃんはなかなか居ませんよ。