映画見たよ

　寒さで水道管が凍って水が出なかったり、節分なのに恵方巻きは食べられなかったりそんな小さなハプニングはありますが、おおむね平和に過ごしています。
　昨夜は映画を見てきました。近所の徒歩圏内の映画館で飛び込みだったので特にコレと決めて行ったわけじゃなかったのですが、予告から見たいと思っていた「ペントハウス」がちょうどだったので見てきました。そのまま近所にできた店で夕食を食べに行ったのですが、その店は日本酒をワイングラスで出すというちょっと変わったお店でした。日本酒をワイングラスで出すバーといえば『九つの殺人メルヘン (光文社文庫)』という本に桜川東子という安楽椅子探偵が活躍する推理小説を思い出します。見立てものとしても面白いこのシリーズは短編で読みやすいし、ちょっと古いサブカルチャーネタがこれでもかと注ぎ込んであるので40代から50代の人はそういう意味でも楽しい本だと思います。まあワイングラスで日本酒を飲んだところで、うちの場合は美味しいお酒と美味しい肴があれば満足なのでもちろん推理などするはずもなくいつもの様に二人でひたすら他愛のない話をしながら飲んで終わりなのはいつものことですが。

　さて、映画自体はいかにもアメリカの犯罪もの、という感じでご都合主義ながら最後までドキドキする展開もあり、随所に小ネタが仕込まれていて飽きることなく見ることが出来ました。司法取引とか最後のオチとか、本当にアメリカ映画らしくて私は好きでした。軽い娯楽映画を見たい、という人にはおススメだと思います。
　そういえばこの映画、FBIの美人捜査官が出てきます。この美人捜査官、お酒が好きで男前で、茶目っ気があってジョディ先生のようなキャラクターなのですが、彼女と主人公の関係もまた見所です。クールな男女関係というか、こういうところをスマートに見せるのはアメリカ映画は上手ですね。

　主演はミート・ザ・ペアレンツのベン・スティラー、美人捜査官はディープ・インパクトのディア・レオーニ、あとはエディ・マーフィーも出てました。

　ちょこちょこ映画は見に行きつつ、たまにしか感想を書いてなかったのですが、ここのところいくつかのサイト様で映画の感想を見かけたこともあって、久しぶりに書いてみました。でもネタバレなしで感想ってのは結構難しいですね。