大トリはコ哀で

　昨年末より動いていました大型プロジェクト絵師様と字書きのコラボ企画（と言いながら発端は突発企画だったんですが詳しい経緯はここを見ていただくとして）の大トリである
　土香里ほたる×ぱおんぬ様でコ哀
　が公開されました。今回もぱおんぬ様のホームグラウンドであるpixivでの先行公開となっていますが、サイトからリンクも貼ってありますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。ただR-１５となっていますので15歳以下の方は申し訳ありません。
　詳しくは相方が自分のblogで書くと思いますが、江戸川君が幸せな思いをしている心温まるお話です。ギャグも入りつつ、コ哀の二人が抱きしめたくなるようなそんな作品です。

　それからこのお話を後日談を相方がサイトの拍手の小話として上げてます。こちらも必読です。


　さて改めて今回のコラボ企画を振り返ってみると事前に相談したわけでもないんですが、三人とも同じようなシチュエーションを書いてるんですね。
　ハル様とm8様が新哀、私としふぉん様が新志、相方とぱおんぬ様がコ哀
　と組み合わせとカップリングだけを決めたので全くの偶然なのですが、それぞれの作風の違いがあってそこに新哀、新志、コ哀のそれぞれの関係性があって面白いなと思いました。
　例えば朝のシーンは三作品ともコナン（新一）の方が先に目が覚めるんですが、そのシーンの使い方やキャラクターの感情の描き方、表現が全然違うんですよ。そのあたりも三作全て読んで楽しんでいただけたら、と思います。

　それからやっぱり絵が付くというのは全然違うんだな、ということも今回のコラボでは教えてもらいました。私の場合はいつも「こういうシーンを書きたい」というのがあってそれが頭の中で動いているのを文章にしていく感覚なんですが、絵を描いていただけると思うとこれがもっと鮮明になるんですよね。コラボの場合は「この絵師様の絵でこういう二人を描いてほしい」というのが先にあります。そしてそれにあわせてストーリーやシテュエーションを組み上げていくという形で文章を書いて、そこに絵師様が絵を乗せていただいて、そしてそれが自分が想像していたよりもずっとすごい仕上がりにしていただく快感というのは一度味わうと病み付きになってしまいそうでした。
　
　そんなわけで年末からの大型プロジェクトの大トリ作品を堪能してた抱きつつ、よろしければ改めて三作とも読み返していただければ何よりの幸せです。