あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

夢+ロマン=萌え(拍手返信あり)

2011-12-04 23:30:46 | 日常
 先日の『漆黒~』から『ルパン三世』ときて『ラピュタ』からのジブリシフトと金曜ロードショーがアニメ攻勢に入っていますね。とりあえず今週の金曜のクライマックスはいろんな所でサーバーの負荷テストになることでしょう。
 といっても『ラピュタ』は見ても『アリエッティ』は見ないと思います。ジブリのアニメは私にとって萌えとロマンが全てだったのですが、今のジブリにはそのどちらもが皆無ですしね。
 しかし、初期ジブリの夢と萌えとロマンについては全く異論はありません。私の中でのジブリ御三家『ラピュタ』『ナウシカ』『紅の豚』は今でも大好きです。もちろんトーストには目玉焼きトッピングをしたくなりますし、ダンゴ虫は好きですし、アドリア海の飛行艇乗りじゃないのにマダム・ジーナに恋をしています。
 そんなわけで今週金曜はおそらく金ローを見つつ、みんなと一緒に滅びの呪文を唱えることと思われます(笑)

 
 それでは以下は拍手の返信です。


>12/04 08:08 おはようございます。...の方
拍手小話への感想ありがとうございます。
一年我慢した分、来年からは遠慮なく哀ちゃんを独占しようとするとは思いますが、うちの江戸川はかっこつけのヘタレですので上手くいきますかどうか(笑)
次こそはきちんとしたテキストでサイト更新をしたいと思っています。よろしければまたお出で下さいませ。



  
 さて、この際ですから、ジブリについてはちょっと言いたいことがあるので以下に書いてみました。ジブリが大好きという方はご注意ください。


 
 実は私がジブリが嫌になったキッカケは『もののけ姫』でした。そういう意味では評論家や非オタの人に評価されればされるほど面白くなくなるという、オタ心理の究極が私にとってのジブリなのかもしれません。ジブリ作品を評価しなくなった最初の原因はもっと単純で『もののけ姫』のパンフレットのキャストコメントでした。あの作品に主要キャストの多くを本職の声優ではなく俳優を使っていました。その中で少なからぬ人が作品に出た感想の最後に
 「もし宮崎監督が実写で映画を撮るなら絶対に出たい」
 という趣旨のコメント述べていました。本人たちは本心だったのか監督への経緯だったのかはわかりませんが、しかしこのコメントは非常識かつ観客やファンをバカにしたものだと今でも思います。自分の本職が俳優だという自負はともかくとしても、「声の仕事よりも実写の方が良い仕事ができるのならば受けるな」と思いますし、それでも本職よりも上手い人であればまだ我慢したけれども実際はプロの声優さんの足元にも及ばない演技ですから、パンフを読んだ時には心底呆れました。
 この映画の後、ジブリの声優起用は一気に芸能人起用へをシフトするようになります。あのパンフのキャストコメントを見てもなお、本職を使わない姿勢をみたときに「スタジオジブリはもう映画作品をトータルで客観視できなくなってる」と思いました。実際、あの映画を境に特に宮崎駿作品で私は面白いと思う映画を見てません。今の映画はただ監督の言いたいことだけを映像の形で流してるだけで、観客のことは意識には無いだろうなと思います。
 確かにジブリ作品には初期からいろいろメッセージが込められてはいましたが、それでもまずは娯楽映画としての観客が楽しむというのが第一にあって、その上でのメッセージだったのが、どうも『もののけ姫』くらいから「まずテーマありき」になってきて、あとは二の次、三の次になってしまったんでしょう。
 そういう意味ではアニメ映画はキャラ、ストーリー、声で表現する夢とロマンとテーマがあると思っている私とは映画に対する考え方そのものが違うわけですから、そりゃ面白いと思うわけがない、というわけで、ジブリのアニメ映画に期待するものは今は特にありません。
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