エンマ様が来る

　元旦に更新回数を増やしたいなどと言いながら、舌の根も乾かぬうちにすでに金曜になっています。よし、明日から頑張ろう（笑）

　それでは以下は恋人たちのためにイサナ様のお社は大きくならない方が良いと思った今週のサンデーの感想です。
　
　
　新年最初のサンデーは倦怠期夫婦殺人事件の第２段です。実は今週はサンデーを買った後、久しぶりに扁桃腺を腫らして今週放映アニコナの諏訪湖の毛ガニのコナンを笑えない状態で読んだため、一回目は哀ちゃん回想のシャア赤井と明美さんデートシーンを見た事しか覚えていません。
　ということで無事復活したので感想を書こうとサンデーを再読したのですが、上記のシーン以外は実は無意識に忘れ去ろうとした自己防衛本能だったのではなかろうかと思ったり（苦笑）まあ、今さらこの程度のことでぼやいても仕方がないので、さっそく感想に行くことにします。

　まずは何を置いても書かないわけにはいかない哀ちゃんの感想シーンですが、これからから明らかになったのは
　・哀ちゃんは明美さんと諸星ことシャア赤井の関係を知っていた
　・哀ちゃんはシャア赤井に会ったことはあるが、本名は知らないとFBIの捜査官だったことは知らない（明美さんは志保さんにシャア赤井の正体についてしゃべっていない）
　・シャア赤井がベル姐さん編のクライマックスで「この少女に会うわけにはいかない」と言ったのは哀ちゃんと顔見知りだったから
　・哀ちゃんは諸星大は組織を裏切ったと思っている→赤井の潜入目的を知らない
　ということですが、この点から考えると今週の哀ちゃん回想の諸星のセリフ「命にかえても守ってやる」の相手は明美さんだと考える方が妥当なのかなと思います。もしライの組織内での任務はシェリーの護衛ということならば、セリフの対象者がシェリーだったと考えられないこともないですが、その場合明美さんが志保さんに諸星の正体を教えないのは少々無理があるような気がします。
　いずれにしても回想時の哀ちゃんの表情を見ていると「命にかえても守ってやる」と言いながら姿を消した諸星について、哀ちゃんは好印象を持っていないように感じます。一方で沖やんに対しては少し打ち解けているような描写もあるので、やはり沖やん=シャア赤井説については私としては以前懐疑的ではあります。
　さらに哀ちゃんがシャア赤井を組織の裏切り者として認識している点は沼淵と同じであり、この場合は灰原センサーの作動状況についても少々疑問が生まれます。今さら言うまでもありませんが、沼淵の際に灰原センサーが動かなかった理由が組織の関係性の希薄さ＆組織を抜けてからの時間の両方にあるとするのであれば、シャア赤井の条件もそれほど沼淵と違うとは思えないため、ますます灰原センサーの感度は今回の場合は期待できないという気もします。
　いずれにしても今までの謎についてじりじりと前進していると感じられるので、このままの勢いでぐっと進んでいただきたいものです。


　今回の事件についてはどうも後味に悪いものになりそうなので割愛しますが、ただ前述の哀ちゃん回想のシャア赤井や最後のコナンのモノローグにある「二人の命運」というように言葉でのミスリードを狙ったような表現が多いのは少し気になります。これをGODの嗜好傾向とみるのかそれとも暗喩的な伏線とみるのか、できれば後者としたいところですが前半の哀ちゃんのキレっぷりを見る範囲では期待できな（ｒｙ