日時:1月29日
映画館:八丁座
主人公の女の子ルビーはろうあ者の家族で唯一の健常者として家業の漁業を手伝いながら、高校に通っていた。合唱クラブに入った彼女は、個性的で厳しい音楽教師からその歌声と才能を見出され、音楽大学への進学を後押しされる。一方、家業の漁業は一大転機を迎え、そのためにはルビーが不可欠な存在だった。家族と家業か、自分の才能かの選択を迫られることになる・・・
家族や親のために子供がどこまで尽力しなくてはならないかという点はヤングケアラー問題や8050問題に通じるところがあり、今のところ幸いにも我が家には起きていないが、自分のこれからを考えるとなかなか答えは出ない。
ストーリーとしては安定の展開なので、安心して見ていられる反面、響いてくるところは少ない。何と言っても、音楽はワタシの守備範囲外なので選曲センスが分からないのが問題点なのだが。(分かったのは「I fought the law」くらい。)
とは言え、一番の理解者であるはずの家族に才能を分かってもらえない悲劇性は見ていて辛い。
気になったのは主人公が手伝うまで家族はどうやって漁業をやっていたかって点。何かしら説明があっても良かったのではないかと思う。
全編を通して「赤」がキーワードになっており、主人公の名前は赤をイメージさせるルビーとイタリア語の赤「Rosso」に通じるロッシでルビー・ロッシ。彼女の人生の転機になるシーンでは「赤シャツ」とか「赤いドレス」を着用している。彼女の情熱以外にもそれまで生活していた海(青)と対比させているのかな。なにもアカいものに過剰反応しているワケではない(笑)
ミスコンにも出た美人の母親役はマリー・マトリン。「愛は静けさのなかに」「ウォーカー」以来で久しぶりすぎて、こんな顔だった?と思わせるが、フィルモグラフィを見る限りではずっと活躍されていたみたい。
ストレートに家族愛を描いた映画なので、評価は★★★★☆
ところで、主人公たちが結構、間近で会話するシーンなんかにはものすごく違和感を覚えてしまう。コロナ禍のせいだな。
映画館:八丁座
主人公の女の子ルビーはろうあ者の家族で唯一の健常者として家業の漁業を手伝いながら、高校に通っていた。合唱クラブに入った彼女は、個性的で厳しい音楽教師からその歌声と才能を見出され、音楽大学への進学を後押しされる。一方、家業の漁業は一大転機を迎え、そのためにはルビーが不可欠な存在だった。家族と家業か、自分の才能かの選択を迫られることになる・・・
家族や親のために子供がどこまで尽力しなくてはならないかという点はヤングケアラー問題や8050問題に通じるところがあり、今のところ幸いにも我が家には起きていないが、自分のこれからを考えるとなかなか答えは出ない。
ストーリーとしては安定の展開なので、安心して見ていられる反面、響いてくるところは少ない。何と言っても、音楽はワタシの守備範囲外なので選曲センスが分からないのが問題点なのだが。(分かったのは「I fought the law」くらい。)
とは言え、一番の理解者であるはずの家族に才能を分かってもらえない悲劇性は見ていて辛い。
気になったのは主人公が手伝うまで家族はどうやって漁業をやっていたかって点。何かしら説明があっても良かったのではないかと思う。
全編を通して「赤」がキーワードになっており、主人公の名前は赤をイメージさせるルビーとイタリア語の赤「Rosso」に通じるロッシでルビー・ロッシ。彼女の人生の転機になるシーンでは「赤シャツ」とか「赤いドレス」を着用している。彼女の情熱以外にもそれまで生活していた海(青)と対比させているのかな。なにもアカいものに過剰反応しているワケではない(笑)
ミスコンにも出た美人の母親役はマリー・マトリン。「愛は静けさのなかに」「ウォーカー」以来で久しぶりすぎて、こんな顔だった?と思わせるが、フィルモグラフィを見る限りではずっと活躍されていたみたい。
ストレートに家族愛を描いた映画なので、評価は★★★★☆
ところで、主人公たちが結構、間近で会話するシーンなんかにはものすごく違和感を覚えてしまう。コロナ禍のせいだな。
題名:コーダ あいのうた 原題:CODA 監督:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ、マリー・マトリン、エウニジオ・ダーベス |
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