広島県立美術館特別展 英国ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ
英国ウェールズ国立美術館所蔵の作品をロマン主義からポスト印象派とその後までの5期に分けて展示。作家数が多く、作品的にも小品が多いので、展覧会としては幕の内弁当感覚。説明も細かくカタログ的な展覧会だ。
タイトルにもあるようターナーの作品がメインのひとつで、今、帆船がマイブームのワタシはターナーの描く帆船に期待したのだが、桟橋などの景色が多く、肝心の帆船にはあまりお目にかかれなかった。
基本、風景画が多く、眺めていると穏やかな気分になることができる。同じ欧州にあっても英仏の景色の微妙な差異が見て取れる。その一方で肖像画など広島ではあまりお目にかかれない作品があるのも楽しい。
展示作品中、「ノルマンデイーの農場」は作家名が「イギリス派」とされているのだが、額縁には作家名らしき「Bonnington」のプレートが。なぜだろうか?
本展で一番気になったのは「別離」。
【ジェームズ・ティソ 「別離」】
今回のキービジュアル作品の1つで、ポストカードやクリアフォルダーまで作られている。(使い道が思いつかない・・・)
男性の制服や背景にボートが描かれていることから、男性がロイヤル・マリーン(イギリス海兵隊)だと分かる。おそらく、フリゲート艦あたりに乗って、数年間の航海に出るのだろう。
だが、栄光あるマリーンズなら、「もっとシャキっとせえ!」と言いたい。(笑)
ネガティブな雰囲気を漂わせるこの作品が描かれた意図や経緯などぜひ知りたいものだ。
大作や印象的な作品は少なく、残念ながら観客も少なかったが、のんびりと楽しめる。時期的に縮景園の桜も見頃で、春らしい気分になれました。
英国ウェールズ国立美術館所蔵の作品をロマン主義からポスト印象派とその後までの5期に分けて展示。作家数が多く、作品的にも小品が多いので、展覧会としては幕の内弁当感覚。説明も細かくカタログ的な展覧会だ。
タイトルにもあるようターナーの作品がメインのひとつで、今、帆船がマイブームのワタシはターナーの描く帆船に期待したのだが、桟橋などの景色が多く、肝心の帆船にはあまりお目にかかれなかった。
基本、風景画が多く、眺めていると穏やかな気分になることができる。同じ欧州にあっても英仏の景色の微妙な差異が見て取れる。その一方で肖像画など広島ではあまりお目にかかれない作品があるのも楽しい。
展示作品中、「ノルマンデイーの農場」は作家名が「イギリス派」とされているのだが、額縁には作家名らしき「Bonnington」のプレートが。なぜだろうか?
本展で一番気になったのは「別離」。
【ジェームズ・ティソ 「別離」】
今回のキービジュアル作品の1つで、ポストカードやクリアフォルダーまで作られている。(使い道が思いつかない・・・)
男性の制服や背景にボートが描かれていることから、男性がロイヤル・マリーン(イギリス海兵隊)だと分かる。おそらく、フリゲート艦あたりに乗って、数年間の航海に出るのだろう。
だが、栄光あるマリーンズなら、「もっとシャキっとせえ!」と言いたい。(笑)
ネガティブな雰囲気を漂わせるこの作品が描かれた意図や経緯などぜひ知りたいものだ。
大作や印象的な作品は少なく、残念ながら観客も少なかったが、のんびりと楽しめる。時期的に縮景園の桜も見頃で、春らしい気分になれました。
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