かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

わが子に叱られるの巻

2018-08-29 19:43:10 | ブログ記事
けさ書いた記事の続きになる。

新しく買ったパソコンの設定をシステムエンジニアの次男に頼んだら、

「今度の日曜日にお嫁さんと赤ちゃんを連れていくから家をきれいにしておいて」と

返信メールがあった。

それを読んだ私は、

今朝の記事にも書いたが、

「私なりに掃除もしているのだから、そんな注文をつけてくるのなら、

パソコンの設定はしてもらわなくていい」と大人げない再返信をした。

すると、さきほど仕事が終わってからのメールであろう。

次男から

「『孫に会いたいから頑張る』くらい言えないのですか?」と

再々返信があった。

そして、

「できる範囲でいいから掃除しておいてください」と。

う~ん、次男のほうが私より大人だ。

「負うた子に教えられる」とは、こんなことを言うのだろう。

*

★負うた子に教へられゐる親われは掃除の下手な落ちこぼれにて

★生みし子に説教される幸せをつくづく思ふ親なりわれは

★わが子の子われの孫にてわが子ほどわれらに似ずにわれらに笑ふ

「昔は~」と話しはじめるのは年寄りになった証しですが

2018-08-29 14:49:17 | ブログ記事
私たちのころは

姑の権力は絶対で、

姑に言われたら、いやと思っても従ってきたものです。

下の記事のコメント返しにも書きましたが、

子育てのさなかも、

姑が来ると聞けば、年子の子二人を自転車の前後ろに乗せて買い物に行き、

姑の来るお昼にはご飯を作って出したものでした。

また姑がくれば、その話し相手をしないといけなかったので、

夕方やっと姑が帰ってくれたら、

それから、その間に溜まった年子の二人のおむつを洗って干して、

ぐずる子供たちを叱りつけながら夕食も作らなければならなかったです。

あの頃は、紙おむつなんて、よほどでないと使いませんでしたからね。

姑も、

孫を見に遊びに来てくれるのはいいけれど、

たまにはお昼に食べるものをもってきてほしいと思ったこともありました。

が、そんなことは言える雰囲気ではありませんでした。

来たら来たで、私の子育てのやり方にいちゃもんをつけられるのですが、

そのやり方は古いと思っても、黙って聞くしかなかったです。

また夏休みになれば、

晩婚だった義妹が大変だからという理由で義妹の子を預からされて世話させられたりも・・・。

我が家の姑が特に古風で厳しかったとは思いますが、

しかし、私たちのころは、まだそういう時代でもあったと思います。

厳しかった姑も、年取って生んだ義弟には甘く、

勢い、そのお嫁さんにも甘く、

義弟一家が帰省したときは下にもおかないようにもてなしたものです。

その接待をさせられるのは、長男の嫁の私でした。

経済的にも、

私たちがマンションを買うときは一円の援助もしてくれませんでしたが、

義弟のときは、かなり出してあげたようです。

私たちには、長男だからという理由にもならない理由で、

何かのときの出費も要求されました。

上の二人が大学に行っているときの我が家の厳しい経済状態のときに、

お盆、お歳暮の現金の要求には泣かされました。

確かにその頃はボーナスもそれなりにもらっていましたが、

年子の二人の子を私立の薬科大学と工学部に行かせるには足りませんでした。

そのころ小学生だった三人目の次男には稽古事も何もさせてやれませんでした。

そんな厳しい経済状態であったのに、姑は

「誰それさんの息子さんは親に小遣いをあげているんですって」などというので、

お盆と暮れにはボーナスの一部を姑に上納していました。

時代も変わりましたが、

私は、とてもそんなことを子供たちに要求はできません。

どうして姑は長男である、長男の嫁であるという理由だけで

あれだけ厳しい要求ができたのでしょうか?

今も不思議でなりません。

義母が亡くなって、その苦労からは解放されたのですが、

しかし、今度は、

義妹が、われわれに、「長男だから」という理由でいろいろ要求してくるのは

姑のやり方を踏襲しているとしか思えません。

冷静に考えれば、いかにそれらが理不尽な要求であるかはわかると思うのですが。

*

★なぜわれら長男夫婦といふだけであれだけ無理を言はれてきしか

★姑が死ねば義妹が姑の言ひ方そつくり真似て言ふなり

★溺愛をされて育ちし義弟(おとうと)は溺愛されしゆゑに優しき

★五番目の長男なりし義父もまた義弟と同じく優しくありき

★男らの優しき家でありしかど女ら優しくあらざりし家

次男が日曜日に来てくれることに

2018-08-29 09:01:39 | ブログ記事
が、

赤ちゃんとお嫁さんも一緒に行くのできれいに掃除しておいてと。

う~ん、自分なりに掃除はしているつもりですが、

お嫁さんの家のようにはきれいにできない?

お嫁さんの家はお母さまがきれい好きで、

定年退職したお父様も手伝うから、それはそれはきれいにしていらっしゃいます。

一昨年リフォームしたこともあってどこもかしこもピカピカです。

それに引き換え我が家は、

私がそれほど熱心にお掃除する人ではないのと、

本好きなこともあって、家じゅう本だらけです。

夫は夫で、自宅で仕事をしているので、

決して狭い家ではないのですが、二階の2部屋は仕事のもので埋まっています。

次男たちが来てくれるのはうれしいけれど、

注文を付けてこられるのはね。

だけど、パソコンの設定はしてもらわないと困るし・・・。

*

★来てくれることはうれしきことなれど掃除しつかりせよと言はれて

★母の子であればそれほど掃除する習慣あらずあらだうしましょ

★設定は業者に頼めといふ夫いぜんは夫がしてくれにしに

★自分ではパソコンちんぷんかんぷんで徹夜すれども設定できず

★明け方に少し寝たのみ朝おきてみれば喉奥すこし痛かり

★日曜日までには家を片付けておかねばならぬ思ふが難し

★専業の主婦であれども完璧に家事かたづけるわれではあらず