昨日は、夫が昼前から仕事に出かけて夜遅く帰ってきた。
昼食も夕食もいらないと言って出かけたが、
もし夕食を食べないで帰ってきたときのために、ご飯は炊いておいた。
いらないと言って出かけても、帰宅してから家で食べることがよくあるから。
が、昨日は本当に要らなかったみたいだった。
私は、先日怒鳴られてから心身ともに参っている。
それと、一昨年、私を裏切って他の女性とデートしていたことがあるから、
夕食がいらないと言われたら、ひょっとしたら、また?と思ってしまう。
もともと夫は、そんなに遊ぶタイプではないし、なかった。
が、年取ってから、若いころに遊ばなかったことを挽回したいとは思っている様子だ。
それと、私の短歌の友人でよくあちこちの女性に声をかける男性がいて、
私にも声をかけてきたりした。
その男性は、夫と同年なので、それを見ていた夫は、ずいぶん刺激を受けたようだ。
「そうか、同い年でも、そんなふうに遊んでいる人もいるのか」と。
それで、最近は、機会があれば、よその女性とお茶など飲みたいと思っている様子。
それが見え見えだから、私にしては面白くない。
私の亡くなった叔母は、いつも言っていた。
「夫婦というものは、年取ってこそ」と。
それは、夫婦は若いころより、年取ってからのほうがお互いに有難みが増すと。
私も、それに同意する。
若いころなら、一人で処理できたことでも、
年取ってきたら、一人では対応しにくいことが増えてくる。
家の片付けなどもそうだ。
次男のお嫁さんのお母さんなどは、
男こそ家の片付けなどをしないといけないという持論だ。
実際、次男のお嫁さんの家は、ものすごく綺麗にしていられる。
お嫁さんが学校時代はお弁当もお父さんが作られていたというから、
どれだけ家庭的だったかと思う。
娘婿の家でも、
お父さんが養子さんと言うこともあって、
実に家庭的だ。
お母さんは家付き娘だったわけだが、
お母さんの親戚の人たちも感心するくらい、
娘婿のお父さんは、若いころから家庭的だったという。
それから比べると、
私の父も、夫の父親も、土佐の男の面目躍如?で、
まったく家事などしなかった。
そんな双方の父親と比べると、私の夫はしてくれるほうだが、
娘婿のお父さんとか次男のお嫁さんのお父さんと比べると雲泥の差だ。
見ていて羨ましいが、
しかし羨ましがっても仕方ない。
私は、私に与えられた環境で、私のできるだけのことをするしかない。
私も欠点だらけの人間だから。
が、ただ怒鳴ることだけはやめてほしい。
夫は、自分では自覚していないようだが、
怒ると大きな声で怒鳴る。
怒鳴っているときに何か言えば殴られることもある。
昨年イギリスに行ったときもホテルで殴られた。
私の眼鏡がぶっとんだのだから、かなりの勢いで殴られたことになる。
幸い私に怪我はなかったが・・・。
夫のこういう短気なところは義母に似ていると思う。
義母も、若いころは怒ると手が付けられなかった。
義父が優しい人だったから、夫婦喧嘩になることは、あまりなかったが。
その代わり、義父は、私が義母に理不尽なことで叱られているときなども
見て見ぬふりをしていた。
うっかり意見を言えば、火に油を注ぐような状態になるからだった。
そのころの義母は、夜は赤ん坊を寝かしつけてから、
映画に行ったり、ダンスを習いに行ったり、したい放題だったとは
夫の伯母さん(義父のお姉さん)が教えてくれた話だ。
義父と義母は8歳違いだったが、
若くて美人で頭のよかった義母に、義父は頭が上がらなかったらしい。
私は義母のような美人でもないし、頭もよくないから、
あんなふうに好きなように生きることはできない。
その代わり、あそこまで人を傷つけることもしないとは思っているが・・・。
こうして書いているうちに、少し鬱が晴れてきた。
難聴で人ともあまり話をしない私には書くことしか助かる道はない。
伊藤野枝も我慢するよりも開放する道を彼女は選んだんですが。彼女の行きた時代は閉塞した歪んだ時代でした。
ビコさんの時代も我慢する事が良しとされる時代。伊藤野枝も小さい頃は親戚中をタライ回しにされ、自由と独立の機運は異常なものだったと思います。
”ブログは剣よりも強し”ではないですが、書く事は知と精神を開放してくれますね。
若いころの嫁ぎ先の義母、義妹の私に対するいじめは、小説にできるほどでした。
そのころは、夫も義母が怖くて私を助けることができないほどでしたから。
義母と義妹は仲が悪かったのですが、私と虐めるときはスクラムを組むのです。
嫁ぎ遅れていた義妹も私をいじめることで留飲を下げていたんだと思います。
義母は、その公務員だったお兄さんが飲み屋の女に入れあげて屋敷も財産もなくしてしまったから、実家がなくなっていたのです。
それで、私をいじめることで憂さを晴らしていたのでしょう。
私は、嫁いでくるまでは、実家では大事にされていたから、そんな人たちにどう対応していいのかわかりませんでした。
父も母も帰ってこいと言ってくれましたが、子供が生まれていたから我慢しました。
当時は出戻りというと世間体も悪かったですし。
ございました。
自分でも悪いことをしたとは思ってないのですが、
時と場所を考えれば知人のご家族だってことは
ありうることなのに・・・想像力の不足でした。
選りにもよって親しい先輩のご家族だったとは
バツが悪かったですが思い返せば謝ってはいなかった
ですね。
貴女はお姑さんやご主人も気を使って暮らして
いらっしゃいますが、私にはその経験がないから
人の心を傷つけてることに思いやることに欠けているのでしょう。
いい歳をして恥ずかしいことです。
が、黒幕子さんは、最初から人柄が素晴らしいと拝見しています。
ですから、黒幕子さんがお知り合いの方のお孫さんや息子さんを叱っても、それは好意的に受け止められたはずです。
ですから、そのことは気に病まれないほうがいいと思います。
黒幕子さんは、私達が体験したくてもできない大物政治家のもとで立派な仕事をしてこられた方ですから、私は尊敬しています。