「医師が自分の精子で体外授精」
この医師は、どういう意図でこういうことをしたのでしょうね。
自分の子供がたくさんほしかった?
それともクライアントの精子が弱くてなかなか受精しないので、たまりかねて自分の精子を使った?
猿の社会では、ボスになった雄猿だけが子を残す権利を持つと聞きますが、
この医師は危ない闘争を経ずに自分の子をたくさん残すことに成功したことになるのでしょうか?
現在、既に鬼籍に入っている医師やその遺族が訴えられているらしいですが、
その訴状はどういう内容になるのでしょうか?
もし、その医師が美男で頭脳優秀だったとしたら、
勝手に産まされたとは言っても優秀な子に恵まれて悪いばかりでもなかった?
しかし、その医師に似た子がたくさんできたから問題になったらしいですが、
見方によっては笑い話ですね。
などと書くと、どなたかからお叱りを受けるでしょうか?
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☆闘いを経ずにわが子を植え付けし狡い医師ゐてオランダの国
☆誰の子か知らされるなく子宮にぞ植え付けられて出産したり
☆わが子とぞ確信持てるは母のみで古来確信もてぬ父親
☆さはいへどDNAの鑑定ができて確認できる世きたり
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昔は日本でも夜這いという風習があって、
運悪く(運よく?)子供ができたら、
女性が「これは誰それの子」と言い、
その女性は、その誰それと結婚したという話を聞いたことがありましたが、
おおらかな時代だったんですね。
私は個人的に不妊治療なんかしなければいいと思っています。
子供のできない夫婦は、
子供ができても育てられない親の子をもらって育ててもいいのではと思うので。