今日は懸案だった補聴器のイヤーモールドを作ってもらいに
補聴器店に行っていた。
イヤーモールドというのは、補聴器のイヤホーン部分を耳穴の形にしたものである。
普通のイヤホーンだけでは音漏れするからである。
この音漏れは、ハウリングと呼ばれて、「ぴー」という不快な音であるらしく、
私たちのように聞こえない者はわからないのだが、
私の夫などのように、正常な耳の人達には耐えられない音であるらしい。
そのために作るのが、こうしたイヤーモールドなのである。
私の右耳のイヤーモールドは、もうずいぶん前のものなので、
耳穴の形に合わなくなったのか、夏の汗をかく時期になると音漏れするようになっていた。
一昨年あたりから、夫に「何とかせよ」と言われていたが、
秋になって汗が出なくなると音も収まるので、
「ま、いいか」と、また翌年夏まで持ち越すというふうに横着をしていた。
が、最近、夫と喧嘩することも多くなって、
そういう時、このハウリングがすると、夫が余計いら立つようなので、
ついに私も、補聴器店に出向いたという次第。
と、前置きが長くなってしまったが、
待合室で待っていると、
難聴者の参考になる新聞記事のコピーが置かれてあったから、
自分のためにも、その他の難聴の人にも役立つかもと思って撮影した。
やはり、難聴になると、うつ病にもなりやすいらしい。
だけでなく、認知症にもなりやすいらしい。
が、補聴器で聞こえを確保していれば、大丈夫と書かれてあったのは、
補聴器の会社の差し金のような気もしないではないが・・・。
↓こちらのはイヤーモールドの型をとってもらう部屋におかれてあった記事。
補聴器は、眼鏡のように、着けてすぐに聞こえるという代物ではないと書かれてある。
長い間、音を聞いていなかったら、脳が音を識別できないから、
まず音を聞く訓練をする必要があるらしい。
そのために、常時補聴器を装用したほうがいいと書かれてあった。
が、私は、常時装用していない。
というのが、補聴器をしていると疲れるからだ。
それだけじゃなく、
補聴器で音を拡大して聞くことで難聴が進むのではないかと懸念するところもあって。
私は、それはあると思っている。
私の右耳は左耳と比べて、かなりデジベルが高いが、
これはずっと右耳だけに補聴器をしていたのが原因だと思っている。
それで現在は両耳に装用している。
デジベルとは失われた聴力を表す数値である。
100デジベルで、ほぼ聾である。
ところで、
この記事の左下に大事なことが書かれてあったから、ズームで撮影。↓
よく健聴者は、難聴者に向かって大声で話しかけるが、
これは逆効果ということが書かれてあった。
本当に、その通りである。
これがわかっていない人が多くて、
われわれ聴覚障碍者は大声で話しかけられて恐怖を覚えることも多い。
下の記事は、イヤモールドの型取りが終わって待合室で見つけた記事。
最初に見た記事と同じく、難聴者は認知症になりやすいと書かれた記事だが、
よく読むと、耳が聞こえなくなっても、考える力は衰えなくて、
衰えるのは情報機能と書かれてあった。
が、それは若い人でも、情報がスムーズに入らなかったら、起こる現象ではないだろうか。
聞こえないと、どう対応していいかわからないことは、年齢に関係ないと思うのだが。
ということで、
イヤーモールドの型をとってもらった後は、
補聴器店と同じビル内にある美容院でパーマをかけてきた。
先月末にカットして、少しうっとうしくなってきたから、カットしてもらおうと思ったが、
もうすぐ年末なので、少しおしゃれしようとパーマにした。
やはり毛先がカールしているほうが、髪の毛をまとめやすいし。
*
★まつすぐな髪が似合ふは秋までで冬将軍にはパーマの頭
★ずぼらには短髪パーマがよろしくて寝起きて髪の手入れはいらず
★手櫛とふ手入れの仕方もありまして手で掻き揚げて手入れは終はる
女性は 美容院に行くだけでテンション上がりますよね。
私もびこさん見習って 明日行ってみようかな。
私の場合 軽い癖毛なんでパーマはかけたことないです。
ヘッドスパが気持ちよくてたまに行きます。
今朝は凄く冷えましたね。今もよく冷えてます。
びこさん風邪などひかれませんように。。。
ご自愛下さいね。
本の紹介ありがとうございました。
早速 明日美容院の帰り探してみますね。
完璧でしたよ。
お茶目なびこさんに安心しました。
夜分に失礼しました。
私は髪の毛が多いので、一か月に一度はカットしないといけないのですが、子育てのさなかは三か月に一度しかくらいしか美容院に行けませんでした。
現在は、月に一度行けるだけでなく、ときどきパーマも当てて、おしゃれもできます。
生まれつきの癖毛の人はいいですね。パーマをかけなくてもいいから。
水村美苗さんの『本格小説』は、私は図書館で借りて読みました。
こうして書くことは、誰よりも自分自身の癒しになっています。
お読みいただいた上、お褒めいただき、ありがとうございました。
村形明子さんもきっと天国で、”私の悪口を皆で言ってるみたいだわね。アンタらも早く天国に来なさいよ。そしたら私の全てを教えてやるわ”って叫び声が聞こえてきそうですね(笑)。
でも光景な事ですよね。亡くなって1年以上も経つのに、未だに多くのブロガーの記憶に強烈に残る彼女の卓越した個性と才気。全く羨ましい限りです。
さてと難聴の件ですが。人類は進化の過程で、聴力を失う可能性がなくもないかもです。
ガラケー全盛の時は皆が皆、携帯を耳に当て、喋ってました。勿論今も、携帯で喋ってる人はいるんですが、その殆どが中年以降の高齢者。
若い世代は暇さえあれば、殆どがメールを打ってるか、スマホを見てる。無線のイヤホン&マイクもあるが、そんな便利なものを使って大声を張り上げてるのは、中年のオバサンだけという現実。
このままで行けば、人類は確実に聴力を失うのか。
昨今のグーグル音声入力の出来の良さを見るにつけそう思う。殆ど間違いなく聴き取ってくれ、正確な日本語に直してくれる。難しい漢字も難なく聞き分ける。
先日も知人がリーマン予想について訪ねてきた。勿論、得意分野なので親切に説明したつもりだが、途中で疲れちまった。それでブログを読めって、それでハイ終わり(笑)。喋るより聴くより読む方が、会話にては凄く効率的なんですね。
そう言えば最近は音声電話をあまり使わなくなった。若い連中は留守の時はSMSやメールで連絡してくるから、すれ違いや誤解が殆どない。
しかし、高齢者になる程、電話を使いたがる。SMSでと言ってるのにだ。それに田舎だから訛りまくりで、メールを打つ癖がないので、喋る言葉すら解りにくい。
普段メールを打ってる人の喋る言葉は解り易いが、喋ってばかりいる人の言葉は聴き辛い傾向にあると思う。
このまま行けば、人類は喋る&聴くという感覚を失うのだろうか。喋る&聴くという機能を失ったとしても、コミュニケは立派に何不自由なくとれるもんね。以上長くなりました。
村形さんと仲良くなれたのも、メールのやりとりからでした。
メールというのは、面と向かっては言いにくいことも言えますし、文章で伝えますから適格に相手に伝えることができます。
村形さんは、アメリカの大学を卒業されていて、世界中に友人がいて、そのやり取りはほとんどメールでしたから、私とは違う事情でメール一辺倒の人でした。
それで気が合って、いつのまにやら親友になりました。
ネットがなければ、私などが、こんな京都大学名誉教授などと親友になることなどできなかったと思うのですが、有難い世の中になったものです。
メールで親友になれて、彼女が高知に来たときは、私の母とも仲良しになりました。亡くなる前に私より母のほうともっと仲良しだったかも。
村形さんを母に紹介してあげることができたのは、母に対する最期の大きな親孝行になったかもしれません。
今頃ふたりは天国で仲良くしていることでしょう。
私も早くあちらに逝きたいです。