かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

いまごろ弘前城で桜を眺めているはずだったのですが

2018-04-26 09:56:47 | ブログ記事
昨日の夜、8時過ぎに新宿バスターミナルに到着したまでは順調だったのですが、

ターミナルのカウンターに行くと、

「ネットで予約されていますか?」と聞かれる。

「数日前に見たときは余裕があったので、予約せずにそのまま来ました」と私。

そうすると受付の人は、
「そんなもの、日々動いているのだから、数日前に席があったとしても、
その日のうちに売り切れることは十分あることです。

とにかく、ここでは一枚も売ることができないので、
あとは自分で各バスの運転手さんと交渉してください」

と、けんもほろろだった。

が、この段階では、私は希望を捨てていなかった。

逆に、「東京の人たちは冷たいわ」くらいに受け止めた。(^^;

が、問題はここからだった。

弘前に行くバスが入ってくるのは夜の9時を回ってからだった。

が、来るバスも来るバスも満席だというではないか。

最後の望みの綱の10時半発のバスが満席と聞いたときには、
さすがにへなへなとなった。

それを見て、気の毒に思った乗客の方が、

「浜松町のほうからも弘前行きが出ていて、ひょっとすると空席があるかもしれません」

と教えてくださった。

が、そこまで行ってみて、もしなかったらどうする?と危惧した。

行くに行けず帰るに帰られずの、蛇の生殺しになるかもしれない。

こうなれば頼みの綱は東京在住の娘だが、

その時間から娘のところに行っても、最近教育ママになっている娘に叱られるだろうなと思い、
思い切ってUターンして帰ることにした。

大阪行きのバスも、止まっていたバスのドライバーの方に聞くと満席だとのこと。

今度は、逆に、ドライバーの方に
「カウンターに行けば、空席のあるバスが見つかるかもしれません」
と教示いただいた。

それで、またターミナルのカウンターに行くと、
「ちょうど発車間際のバスがあります」と切符を売ってくださった。

11時過ぎ発のバスだったが、飛び乗った。

ところが、そのバスは若者向けのバスだったようで、一列2人×2席であった。

「うひゃ~」と思ったけれど、仕方ない。

来るときのバスは、一列三人の独立座席で、しかも隙隙だったが、二人掛け席は厳しい。

おまけに、気のせいかバスの揺れの衝撃度が強いような感じもした。

が、とにもかくにも、無事午前8時過ぎ自宅に帰りついた。

骨折り損のくたびれもうけだったような気もするが、
しかし、昨日の往きは、バス旅を楽しんだのだから、
これでよしとするべきか。

弘前城の桜の報告を楽しみに待っていてくださった皆様、
お粗末様でございました。

m(_)m


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