かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

親からの愛情不足を遺産で取り戻そうとする

2018-06-05 06:57:44 | ブログ記事
昨日書いてから気づいたのですが、

夫の義妹と父の長兄の共通したところは、
どちらも親からの愛情に飢えていたところがあったということです。

義妹は、夫の兄弟の中のたった一人の娘だったにも関わらず、義母が可愛がりませんでした。

父の長兄は、次兄とともに、小さいころ田舎の祖父母(祖父の両親)に預けられて育ちました。

というのが、
事業を興すのに心血を注いでいた祖父母が幼い子供を育てていると足手まといになるので、
田舎においたまま、高知市内で商売をしていたからです。

私の父は、商売が軌道に乗ってから生まれましたから、生まれたときから親の手元で育てられています。

それで、たまに長兄、次兄が高知市に来ると、私の父ひとりが可愛がられていたのが妬ましかったと聞いたことがあります。

父の次兄はもともとやさしい人でしたから、それほど恨みにも思っていなかったようでしたが、
長兄の伯父は、負けず嫌いでしたから悔しかったんでしょうね。

私の父は秀才でしたから、よけい親の覚え目出たく可愛がられていたようでしたから、余計に。

それで、私の父は、一番かわいがられていたから、親の遺産もたくさんもらえると思っていたんではなかったでしょうか。

が、祖父が亡くなって、長兄が独り占めしたため、怒ったのだと思います。

父の両親(祖父母)が子供の栄枯贔屓をする人ではなかったと思いますが、結果的にそうなったのですね。

夫の妹の場合は、義母の性格から、あからさまな依怙贔屓があったから、義妹の性格形成はなされたと思います。

それでも親子は親子ですから、義妹は結婚してからもしょっちゅう実家(我が家)に入り浸っていましたけれど。

しかし、義母は、どういうわけか、孫である、私の娘のほうを溺愛していました。

それが、また義妹の嫉妬の原因でした。

遺産相続には、こういう肉親間の嫉妬も絡んでいると、私は見ています。

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2 コメント

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上手く収まるといいんですが (lemonwater2017)
2018-06-05 12:34:56
象が転んだです。

複雑で嫉妬深い家系ですね。
そうなると、もう遺伝子の分野だと。

 私も私の兄も、一度、親の遺産について話し合った事があるのですが。遺産の為に喧嘩するくらいなら、恵まれない赤の他人に相続しようという事で、落ち着いた様な。

 人間の欲深さは、全くの遺伝なんですね。ビコさんの話を聞いてると、つくづくそう思います。

 因みに、私の父親の方の家系は、典型の商売人の家計ですが。裕福だったせいか、お金に拘る人は殆どいなかったようです。
 逆に、母の方の家系の方が、全くタチが悪い。典型の”悪魔に魂を売る”タイプ。とにかく、金の事になると、極度に強欲になる。もうこうなったら、アカンですね。

 ビコさんも私に負けず劣らず、取り巻きが悪過ぎますね。身内や親族の悪口を言うのも、よ〜く理解出来ました(笑)。全く辛い立場ですね。でも、度が過ぎるとビコさん自身に降り掛かってくるので、御用心をです。

 ビコさんの家系は、頭のいい人が多いから、逆にその反動もあるのでしょうか。

 でも、兄嫁さんも、極度に酷い事をなさるとは思えませんが。単に面倒な事が嫌いなんでしょうか。

 確かに、昔は長男が独り占めでしたものね。私の親父もそれで長兄に腹を立ててました。でも、今は相続が分配される時代だから、これはこれでトラブってしまう。

 でも、遺産というのは、コカインと同じで、入った時はハイなるんですが。その後がボロボロになる。どっちがいいのやらですが。

 ま、最悪の時は、筆頭相続人という切り札があるので、心配はないのですが。スンナリ事が運ぶ事を願ってます。
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転象さんへ (びこ)
2018-06-05 12:57:14
兄嫁はドライだけど、そんなにいやらしくないのです。

義妹は、兄である夫ですら嫌うくらい、お金に執着心が強いです。

これはもう生まれ持った性格かもしれません。

が、義母に可愛がられなかった後遺症かもしれないと思うときもあります。

私の伯父のほうも、私の父以上に頭がよかったのに、私の父のように親から大事されなかった恨みから来ていると思います。

そう考えれば、人間は環境の産物ともいえるかもしれません。

遺産なんてないほうが、兄弟争いも起こらないし、子供達は健全に育つかもですね。

転象さんのお兄様は賢明だと思います。
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