加奈子のたららん うたレシピ♪

歌い手、声楽講師として活動中♪ 音楽のこと、日々のことをマイペースに綴っております。

あしぎんマロニエ県庁コンサート 終演いたしました

2020-09-03 | 日記
あしぎんマロニエ県庁コンサートが皆様のご協力のもと、9月2日(水) 無事に終演いたしました。

ソーシャルディスタンスを保つため、会場は椅子席50席限定の用意でしたが、立ち見のお客さまも多くご来場くださいました。







今回はヴェルデ会からソプラノ2人、ピアニスト1人の3人による演奏でした。同じソプラノでもまったく異なるレパートリーの2人。
オペラ「ロメオとジュリエット」のアリア“私は夢に生きたい”から華やかにスタートし、叙情的なルサルカのアリア“月に寄せる歌”、有名な「蝶々夫人」から“ある晴れた日に”、耳馴染みのある日本の歌 “もみじ” や “赤とんぼ” などをお届けいたしました。







プログラム最後は県民の歌。
いつもでしたら、会場のみなさんとご一緒に演奏できるのですが、コロナ禍ですので今回は出演者のみの演奏、お客さまには心のなかで歌っていただきました。コロナが終息した先、またお客さまと一緒に歌える日が来ることを切に願っております。

あっという間の40分。お客さまの前で歌える事のありがたさを改めて感じると共に、聴いてくださる、音楽を欲してくださっている方々がこんなにいるのだと確信でき、勇気と大きな感動をいただいた時間でもありました。

今はまだ人前で演奏することに不安を抱いたり、コンサートそのものの開催が難しい状況です。物理的には人との距離を保たなければなりません。しかし、心の距離まで離れてしまわないように、近くにありたいと思っています。

普通の生活も「新しい生活様式」といわれるように、音楽の世界も新しい演奏形態、様式を探っていかなければなりません。

ヴェルデ会は今日のコンサートを大きな1歩とし、歩みを止めずに更に進んで参ります。今後ともヴェルデ会を応援いただき、どうぞご期待ください。

私個人も、音楽の力、生の演奏の力を信じ真摯に音楽に向き合い精進して参ります。






那須與一 終演いたしました。

2019-12-27 | 日記
先日22日、那須野が原ハーモニーホールに於いてオペラ「那須與一」が終演いたしました。


📷️ 終演後。キャストの皆さんとヴェルデ会の合唱メンバー


今回、私も合唱として参加させていただきました。
農民→平家の女官→白拍子→農民。
ひとつのオペラの中で、ここまで色々な役柄に変わることもそうそうありません。
素敵な衣装にうきうき

日本オペラの難しさもありましたが、本当に音楽が素晴らしく、歌えば歌うほどオペラ「那須與一」に魅了されていきました。

柴田マエストロ、演出の今井先生、キャストの皆さん、日本オペラ振興会・藤原歌劇団の合唱の皆さん、那須フィルの皆さん、そして多くのスタッフの皆さんと心地よい緊張の中で本当に心からワクワクする公演でした。舞台を作り上げていく喜びを再確認いたしました。

今回は、所属するヴェルデ会のひとりとして合唱参加させていただきましたが、ヴェルデ会会員の多くが、このオペラ「那須與一」を世に出された名倉省三先生、佳子先生の門下生です。
その作品に関わることができたことは誇らしく、本当に幸せでした❣️

今回、地元での公演は20年ぶりだったとのこと。そう遠くない時期に再演されることを切に願います。

終演しホッとする反面、寂しさもありますが、また次の目標に向かって精進してまいります

フランス語ディクションセミナー

2019-07-15 | 日記



ヴェルデ会主催のフランス語ディクションセミナーが終了いたしました。

今までフランス語を、なんとなくの雰囲気でやり過ごして来てしまった私
「フランス語」に対して恐怖心がありました😨


が、今回は少しでも払拭できるチャンス❗と
受講させていただきました。
和田先生の講義、セミナーは本当に楽しくて
もっともっと時間があったら良かったのに、と 思えるほどでした。

先生の読まれるフランス語の美しさに感動し
私も、いつかはあのフランス歌曲を歌いたいなー と
僅かですが希望が持てるようになりました❤

何か新しいことを学ぶことに大きな喜びを感じます。
「出来ないから」「苦手だから」「知らないから」と言うのは、簡単。
学びを求めるのは、自分次第ですね💦

講師の和田先生には、またいらして頂きたいです。
切に願います🍀


東京音楽大学校友会 栃木県支部演奏会

2018-07-01 | 日記




今日は東京音大校友会 栃木県支部の演奏会。

第7回を迎える今回は、開場30分前から長蛇の列。
ほぼ満席のお客様を迎え、ピアノ・ソロ、
金管アンサンブル、オペラ・アンサンブルと、
さまざなプログラムを堪能できるとても贅沢な時間となりました。

私は役員の一人として、企画・準備段階から関わり、
今日も裏方スタッフとしておりましたが
出演者皆さんの演奏に感動し、とても嬉しくなりました。

ゲストのコハーン先生、ファルカシュ先生お二人の舞台は、
袖でモニター越しに聴いてるのがもったいなく、客席に移動したかったー
と悔やむほどの素晴らしい熱演でした。

終演後の打ち上げでコハーン先生からCDにサインをもらい、
さらには、写真を撮ってもらい大満足

今回、出演された皆さま、素敵な演奏をありがとうございました。
校友会役員、スタッフの皆さま、お疲れさまでした。
ホールのスタッフの皆さま、お世話になりました。

皆さまに、心からの感謝込めて。


栃木県オペラ協会公演 2018 終演致しました

2018-06-10 | 日記

栃木県オペラ協会公演が終演致しました。

今回はオペラ「魔笛」を演奏会形式で
ヘンゼルとグレーテル🍭」を
お話つきハイライト版でお送りしました。

私は第1部の「魔笛」にパミーナとして出演しましたが
やはりパミ子は難しい
もう少し精度を上げられるよう勉強し直しです。

第2部「ヘンゼルとグレーテル」には
大学の恩師、今井伸昭先生を演出に迎え
4月より稽古が始まりました。
公演まで、約10回の稽古。

今井先生の演出助手として「ヘンゼルとグレーテル」に関わって参りました。
本来であれば演出を勉強していない私が「演出助手」なんて

とても務まるような仕事ではありません

しかし稽古に歌い手としてではなく
スタッフのひとりとして関わることは
とても新鮮で興味深く改めて作品を作る楽しさを知りました。
何より、今井先生の隣に座り
先生と同じ方向から演者を見続けられる事がとても嬉しかったです。

今井先生には学生の頃、稽古中に何度怒鳴られたか…
。゚(゚´Д`゚)゚。

今となっては笑い話でも、当時はどうにもこうにも、
先生のおっしゃっていることに全く対応できない、
解決できない自分が腹立たしかったのを覚えてます。
それでも先生は諦めずに、真剣に真正面から向き合ってくれました。
一人一人に愛情深く、また作品に対する想いを常に感じることが出来ました。

今回、公演にあたり先生にはご迷惑ご心配をお掛けし、
特に最後の1週間は本当に心苦しく申し訳なさでいっぱいでした。
足向けて寝られません

次回は私も歌い手として先生に演出を付けてもらえるよう、
更に勉強を重ねようと思います。

怒ってくれる人がいるのは、ありがたいことです。
何も言われなくなったら、寂しすぎます。

今回は「親子で楽しむオペラシリーズ」でしたので
ご来場くださいましたお客さまも年齢層に幅がありました。
小さなお客さまからも、大変嬉しい反応が多々ありました
「おもしろかった」「また見たい」「また聴きたい」と
思ってもらえるような公演を今後も目指し頑張ります。

キャストの皆さん、スタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。
関わってくださった多くの方々に感謝を込めて。
ありがとうございました