加奈子のたららん うたレシピ♪

歌い手、声楽講師として活動中♪ 音楽のこと、日々のことをマイペースに綴っております。

終演致しました 第38回宇都宮市民芸術祭 歌で綴るウィーンのかおり

2017-06-12 | 日記

第38回宇都宮市民芸術祭 2017栃木県オペラ協会公演
≪歌で綴るウィーンのかおり≫が10日、無事に終演致しました。

多くのお客様にご来場頂き、心より感謝申し上げます

ウィーンの爽やかな気持ちのよい空気
6月のすっきりとした青空を思い出しながら
スクリーンに映し出されるウィーンの風景を見ながら
わたし自身、とても楽しい時間を過ごせました

自分の演奏に関して思うこと・反省点は多々ありますが
これから少しずつ、1ミリずつでも進歩していけたらと思います。
新たな課題を見つけられること
勉強し続けられることへの感謝を忘れずに
目指すところを見失わずに精進して参ります。

5月から本格的に開始した公演のお稽古ですが
出演者の他にオペラ協会のスタッフ
音響や照明の技術さん調律師さん、舞台監督など
本当に多くのみなさんに支えがあって開演に至ります。

ご協力・ご尽力、本当にありがとうございました。
ご一緒させて頂いたオペラ協会出演者の皆さまにも
そして今回、企画・構成をしてくださった
宮本哲朗先生にも重ねてお礼申し上げます。
ありがとうございました

 

次はコレ↓
9月29日(金)に演奏会があります。
アンサンブルの愉しみ vol.2
ーおとあわせ こえあわせー

どうぞよろしくお願い致します。
詳細は改めて後日アップ致します


20人のモーツァルト

2017-02-19 | 日記

先日、コンビニのレジ横に

たくさんのモーツァルトを発見しました。

チロルチョコになったモーツァルト。

早速20個、大人買い❤

ここまで揃うと圧巻です。



しかし。

20人のモーツァルトと目が合い

なんだか落ち着きません

食べてみたところ、懐かしの味。

ウィーンに行かれたことがある方なら

必ずと言って良いほど

お土産に買うであろう

“Mozartkugeln(モーツァルトクーゲルン)”


スーパーでもお土産屋さんでも空港でも

白タイツ姿のモーツァルトのパネルの横には

Mozartkugeln

あ~ あの味 (*´∀`*)

マジパンとピスタチオの特徴ある味。

好き嫌いはあるとは思いますが

懐かしさを覚えました

 

チロルチョコがなぜ今

“モーツァルト チロル”を出したのか…

謎です

 

↓ウィーンのスーパーやお土産屋さんにある

一般的な“Mozartkugeln”

✨ぴかぴか✨モーツァルトだらけ~

 

そして。

↓モーツァルト生誕の地

ザルツブルクのコンディトライで売っている

“echte Mozartkugeln”


※echteと言うのは「本物の、真の」の意
ザルツブルクの人たちの誇りを感じます

 

懐かしの味を味わいながら

チロルチョコさん

モーツァルトに続いて

「作曲家シリーズ」出してくれないかなー、なんて

 

淡い期待を持ってます


グラミー賞

2017-02-16 | 日記



先日、ピアニストの内田光子さんが

グラミー賞のクラシック部門 ソロ・ボーカル部門で

最優秀賞を受賞されました。
2度目の受賞だそうです

昨年には小澤征爾さんが

ラヴェルのオペラ「こどもと魔法」で

オペラ録音部門で最優秀賞を受賞。

多くの日本人が活躍し

権威あるグラミー賞にノミネートされたり

更には受賞されるニュース

大変嬉しく思います。

内田光子さんが、今回受賞するにあたり

評価されたアルバムで共演しているのは

ドイツ人ソプラノ歌手のドロテア・レーシュマン。

素晴らしい歌手で、ウィーンでも何回か

Lieder Abendに行ったことがありました。

レーシュマンと内田光子さんが

素晴らしい音楽を構築していく。

 

今回のプログラムはシューマンとベルク。

シューマンの「リーダー・クライス」「女の愛と生涯」

ベルクの「7つの初期の歌」

なんて素敵なアルバムなの

 

特にシューマンの「女の愛と生涯」

いつか歌えるようになりたい曲集です。

もう少し歳を重ねて…

 

私の大きな野望です


くろいそオペラをつくる会「魔笛」 終演致しました。

2016-12-25 | 日記

アップするのが遅くなってしまいましたが

12月11日に「くろいそオペラをつくる会」の本公演

オペラ「魔笛」が終わりました。



10日GP、11日本公演、12日中学生対象の鑑賞教室と言う

かなり濃厚な3日間でしたが

最後まで役を演じきることができました

今回、私が演じたパミーナと言う役のアリアやアンサンブルは

これまで抜粋では歌ったことはありました。

が、まさか1本パミーナを歌う日が来ようとは

改めてモーツァルトの音楽の難しさを知ると共に

新しい役を勉強できる喜びがありました。

またいつか、パミーナを歌うチャンスがあれば

より精度を上げて歌えるよう精進したいと思います。

 

そして今回、大学院同期の友人が「夜の女王」役を

快く引き受けてくれたことに

心から感謝しております。

彼女と同じ舞台に立つのは大学院以来。

ラ・ボエームで私がミミ役、彼女がムゼッタ役でした。

わからないことだらけで、下手っぴ過ぎて

稽古場で怒鳴られまくってましたが

あの当時の経験があって今の私が居ます。

環境に恵まれ、恩師・友人に恵まれ

本当に幸せな時間でした。

今になってわかるありがたさ


学校を出てから外のお仕事で共演できることは

本当に嬉しいことです。

また、今後も一緒に何か出来たらと思います。


ご来場くださいましたお客様、ありがとうございました。

ソリストの皆さま、合唱の皆さま、オケの皆さま

事務局の皆さま、スタッフとして関わってくださった多くの皆さま。

本当にありがとうございました。

心より感謝を込めて❤

 


モノスタートス    パミ子👸   夜の女王👑

 

 

舞台監督さんと。

「蝶々夫人」の公演でも、とってもお世話になりました

 

子役たち  Dameのお2人

パミーナ  モノスタートス  夜の女王👑✨

 

カーテンコール


『音楽をする』と言うこと

2016-04-25 | 日記

ちょっと真面目な音楽の話。

 

私が留学中に師事していた先生からよく言われた言葉。

日本語にはないニュアンスかもしれないけれど

私が大好きな言葉で

音楽をしていく上で決して忘れてはいけないと思っている言葉

musizieren (ムズィツィーレン) ”

意味は「音楽をする」

英語の「play the music」とも少し違うかもしれない。

単に、歌う、とか、演奏する、ではなく

「心の中から溢れ出てくる内面的なものを含め、

全体をとらえた上で音楽をする」

と言うこと。

感情、理論のどちらに偏りすぎることなく

全体を捉える洞察力や観察力。

これがmusizieren。と、私は捉えている。

 

中身のある音楽。

先ずは自分の心がどう感じるか

音楽からエネルギーを受け取り

音楽としてエネルギーを放つ行為。

 

もちろん容易なことではないし難しいけれど

譜面から音楽を作っていくことは

楽しく大きな喜びや感動が伴う作業なはず。

私は musizieren し続けたいな、と思った日曜日