加奈子のたららん うたレシピ♪

歌い手、声楽講師として活動中♪ 音楽のこと、日々のことをマイペースに綴っております。

アンサンブルの愉しみ vol.2 ーおとあわせ こえあわせー ②

2017-09-16 | 出演情報

 少し前になりますが、とちぎ朝日に掲載されました

    

今日は 第1部 ~ にほんのうた ~ から

少しだけご紹介致します

 記事にも掲載いただいてますが

昨年7月に栃木県オペラ協会主催公演の

オペラ ≪蝶々夫人≫ でピンカートン役を演じられた

田口昌範さんも出演致します

田口さんは今回、日本歌曲を2曲歌われます。

皆さんご存知の小林秀雄作曲の『落葉松(からまつ)』

合唱曲としても有名ですが、独唱として聴くのは、また味わいが異なります。

田口さんのテノールで聴く『落葉松』必聴です

もう1曲は、当日のお楽しみ❤

 

田口さんは、今年12月17日の栃木県楽友協会で

第九演奏会のソリストも務められます。

楽しみですね

 

そして私と同郷の素敵ピアニスト、羽石道代さんの弾くソロ曲は

ピアノのための ≪からたちの花≫

山田耕筰本人によるパラフレーズ的な1曲。

北原白秋と山田耕筰の歌曲の『からたちの花』

からたちの花が さいたよ 白い  白い  花が さいたよ

耕筰が改めてピアノ曲として作曲し白秋に献呈しています。

とても興味深いですね

北原白秋と山田耕筰の二人によって作られた童謡や歌曲などは

300曲を越えるそうです。

この道   ペチカ   待ちぼうけ

あわて床屋   からの木やまの  鐘がなります  …

どの曲も名曲中の名曲です

 

今回、私はソロで日本歌曲を2曲歌いますが、その内の1曲は

白秋と耕筰のふたりが、初めてタッグを組んだ作品。

歌曲集≪AIYANの歌≫ から第4曲の 曼珠沙華(ひがんばな)


この曲に出会ってからは、曼珠沙華のイメージが大きく変わりました。

それだけインパクトの強い曲です。

強烈な赤。

強さ、哀しさ、恐怖、切なさ、悦び、狂気…

色々なものが混在する、美しい曲です。

ゾクッとします❤

道端で彼岸花を見る度、このメロディーが頭のなかを流れます。

重たい足を引きずるような 何かを探して 彷徨っているような・・・

 “Gonshan Gonshan   何處へゆく。

赤い、御墓の 曼珠沙華(ひがんばな)

けふも 手折りに 来たわいな”

※Gonshanとは 九州柳川方言で良家の娘

 

 

本番までの2週間。

まだまだ研究の余地ありです 

 

 

みなさま、29日は是非、宇都宮市文化会館 小ホールにご来場くださいませ。

お待ちしております

 

【チケット取扱い場所】

宇都宮市文化会館プレイガイド

(Tel 028-634-6244) 

または

出演者に直接お声掛けいただくか

こちらのブログからメッセージでもお申込みお受け致します。

 

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必ずこちらから折り返しさせていただきます。

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