
【雇用崩壊】
中部9県の企業倒産12%増 09年上半期、8割以上が「不況型」
中日新聞2009年7月8日
東京商工リサーチ名古屋支社が7日発表した2009年上半期(1~6月)の中部9県の企業倒産動向(負債額1000万円以上)によると、件数は前年同期比12・9%増の1191件と3年連続で増加。負債総額は40・1%増の5269億円と過去10年間で2番目に多かった。
倒産の原因別では、販売不振などの「不況型倒産」が987件と全体の8割以上を占めた。他社倒産の余波による「連鎖倒産」も100件と、前年同期比で4割近く増えた。
業種別では建設業が322件と最多。次に多いのは製造業の261件で、前年同期比では4割増と大幅に伸びた。
100億円超の大型倒産は、東新住建(約437億円)、中央コーポレーション(約340億円)など9件で、建設・不動産関連が6件を占めた。
6月の倒産動向は件数が前年同月比8・4%増の206件、負債総額は13・1%減の523億円だった。件数は3カ月ぶりに200件台となった。
9県は愛知、岐阜、三重、静岡、富山、石川、福井、滋賀、長野。
中部9県の企業倒産12%増 09年上半期、8割以上が「不況型」
中日新聞2009年7月8日
東京商工リサーチ名古屋支社が7日発表した2009年上半期(1~6月)の中部9県の企業倒産動向(負債額1000万円以上)によると、件数は前年同期比12・9%増の1191件と3年連続で増加。負債総額は40・1%増の5269億円と過去10年間で2番目に多かった。
倒産の原因別では、販売不振などの「不況型倒産」が987件と全体の8割以上を占めた。他社倒産の余波による「連鎖倒産」も100件と、前年同期比で4割近く増えた。
業種別では建設業が322件と最多。次に多いのは製造業の261件で、前年同期比では4割増と大幅に伸びた。
100億円超の大型倒産は、東新住建(約437億円)、中央コーポレーション(約340億円)など9件で、建設・不動産関連が6件を占めた。
6月の倒産動向は件数が前年同月比8・4%増の206件、負債総額は13・1%減の523億円だった。件数は3カ月ぶりに200件台となった。
9県は愛知、岐阜、三重、静岡、富山、石川、福井、滋賀、長野。