五輪=羽生結弦が金メダル第1号、フィギュアで日本男子初  【一問一答】「震災に僕は何ができたのか」

2014-02-15 | 相撲・野球・・・など

五輪=羽生が金メダル第1号、フィギュアで日本男子初
 REUTERS 2014年 02月 15日 06:42 JST
2月14日、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦が金メダルに輝いた。同日撮影(2014年 ロイター/Lucy Nicholson)
[ソチ(ロシア) 14日 ロイター] ソチ五輪は14日、フィギュアスケート男子フリーを行い、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦がフリーでもトップの178.64点をマーク。合計280.09点で優勝し、今大会の日本勢で初の金に輝いた。
  日本勢によるフィギュアスケートでの五輪金メダルは2006年トリノ大会女子の荒川静香以来2人目で、男子では初。
  SP2位のパトリック・チャン(カナダ)が合計275.62点で銀メダル、デニス・テン(カザフスタン)が銅メダルを獲得した。
  SP11位の町田樹はフリーで4位の得点をマークして総合5位。SP4位の高橋大輔はフリーで6位、総合でも6位となった。
  *情報を追加しました。
 ◎上記事の著作権は[REUTERS]に帰属します 
----------------------------------------------------
 SANSPO.COM 2014.2.15 09:48
【羽生結弦一問一答】金メダルにも笑顔なし「震災に僕は何ができたのか」
 日本男子フィギュアスケートで史上初めて五輪の頂点を極めた羽生は、はにかみながら心境を語った。(共同)
――日本男子で初の金。
 「本当にびっくりしている。日本男子初の金メダルだったので、そこはしっかり誇りに思わなきゃいけない。表彰台に立って花束をもらって、すごくうれしかった」
――フリーは苦しんだ。
 「全然動かなかった。6分間練習から焦っていた。はっきりいって自分の演技に満足していない。終わった後は、金メダルは駄目かなと思った」
――勝因は。
 「SPがあれだけできたのは大きい。それが僕の勝因だと思う」
――笑顔がないが。
 「東日本大震災のことが一番大きい。僕は何ができたのかなと。(練習拠点を移すためカナダの)トロントに行って、震災が起きたところから離れた。こんなことで良かったのかなというのもあった。(さらに)ベストの演技ができなかったという気持ちと、(金メダルの)実感が湧かないというのもある」
――被災してリンクで滑れないこともあった。
 「宮城県、仙台市、東北、被災地の支援をしてくださった方々がたくさんいると思うので、感謝の気持ちを持っておかなきゃいけない」
――今後の目標は。
 「世界選手権(3月・埼玉)に日本の代表として選ばれているので、一生懸命やりたい。一大イベントを終えて気は抜けているが、世界選手権も大事」(共同)
 ◎上記事の著作権は[SANSPO.COM]に帰属します 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。