ホリエモンと司馬遷

2006-04-27 | 社会

堀江被告、保釈 勾留95日、深々と一礼 (朝日新聞) - goo ニュース

堀江被告、保釈 勾留95日、深々と一礼
 2006年 4月27日 (木) 23:14

 ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)が27日夜、東京拘置所から保釈された。証券取引法違反の容疑で1月23日に逮捕されて以来、勾留(こうりゅう)生活は95日に及んだ。

 納めた保釈保証金は3億円。東京地裁がこの日午後7時ごろ、保釈をさせないよう求めた東京地検の準抗告を棄却し、保釈が決まった。これを受けて前社長は午後9時40分ごろ、94日ぶりに姿を見せた。

 前社長は青色のトレーナーを腕まくりした姿で現れた。逮捕前に比べると、ほおの肉が落ち、髪はかなり長くなっていた。

 さかんにたかれるフラッシュに目をしばたかせながら2度頭を下げ、大きな声で報道陣の問いかけに答えた。

 「世間をお騒がせし、申し訳ございませんでした。ライブドアの株主の皆様、従業員の皆様、関係者の皆様、ご心配をおかけしました。また、大勢の方に励ましをいただき、ありがとうございました」

 その後、深々と一礼し右手を軽くあげると、車に乗り込み、保釈時に届け出た住所地である東京・六本木ヒルズの自宅に直行した。

 関係者によると、拘置所暮らしの間に、前社長は体重が減り、現在の体調は悪くないという。

 検事による取り調べがない時間は、大半を本を読んで過ごした。長編の歴史書のほか語学書も読み、3カ月の間に差し入れてもらった本は200冊にのぼったという。

 前社長の公判には、新方式の「公判前整理手続き」が適用されることになっており、前社長を事件の主犯とする検察側と、容疑を全面否認する前社長の弁護団が、争点を絞り込む開廷前の作業も始まった。

 初公判は早ければ夏にも予想されている。

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 司馬遷は屈辱に満ちた宮刑を甘んじて受けた。『史記』を完成させたかったからだ。その『史記』を、ホリエモンは獄中で読んだという・・・。今夜の彼は、今まで見た中で最もよい貌。


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