慰安婦問題めぐる判決に抗議 日韓外相会談 北朝鮮問題では連携を確認
11/26(日) 13:23配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN
日中韓の外相会談に出席するため韓国を訪問している上川外務大臣が朴振外相と会談し、慰安婦問題をめぐり韓国の高裁が出した判決は「極めて遺憾だ」と抗議しました。
南部の都市・釜山で行われた会談で上川外務大臣は朴振外相に対し、韓国の高裁が先週、慰安婦問題をめぐり日本政府に賠償を命じた判決について「極めて遺憾だ」と抗議しました。その上で「国際法違反を是正するために韓国政府が適切な措置を講じるよう」求めました。
一方で、軍事偵察衛星を発射した北朝鮮に対しては引き続き日韓、日米韓で緊密に連携して対応していくことが確認されました。
きょうの午後には日韓に中国を交えた3か国の外相会談が行われる予定で、4年間途絶えていた「日中韓サミット」の開催に道筋をつけられるのかが焦点です。
TBSテレビ
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
法相が死刑執行を発表
「慎重にも慎重な検討重ね」
上川法務大臣は午後1時前、法務省で臨時に記者会見し、オウム真理教の元代表の麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚ら7人に死刑を執行したことを発表しました。そのうえで上川大臣は6日、死刑執行の命令書にサインしたことを明らかにし、「慎重にも慎重な検討を重ねたうえで執行を命令した」と述べました。
この中で、上川法務大臣は松本死刑囚ら教団の元幹部7人の死刑を執行したことを発表しました。
そのうえで上川大臣は「犯行は身勝手な解釈のもと、組織的、計画的で、過去に例を見ない今後2度と起きてはならない極めて凶悪重大な事件だ。日本のみならず諸外国の人々をも極度の恐怖に陥れ社会をしんかんさせ、化学兵器も用いられた無差別テロだ」と述べました。
そして、上川大臣は6日に死刑執行の命令書にサインしたことを明らかにし、「一連の犯行で命を奪われた被害者や遺族の方々の方々の苦しみや悲しみは想像を絶する。慎重にも慎重な検討を重ねたうえで執行を命令した」と述べました。
また、上川大臣は、6日執行した理由などは、答えられないとしたうえで「死刑の執行に際しては慎重にも慎重な態度で臨む必要がある。確定した死刑の執行は厳正に行われないといけない。死刑の判決は極めて凶悪な罪について裁判所が審理を尽くして言い渡したもので、裁判所の判断を尊重しつつ慎重かつ厳正に対処するものと考え、今回もこういう観点にたって厳正に発出した」と述べました。
◎上記事は[NHK 政治マガジン]からの転載・引用です