「新型プリウス予約2万台突破 インサイトを超えるペース」  「トヨタ・日産・ホンダ、米で在庫圧縮」

2009-04-16 | 社会
トヨタ・日産・ホンダ、米で在庫圧縮
 トヨタ自動車と日産自動車、ホンダの3社が米国で抱える自動車在庫が適正水準に近付きつつある。月末に何日分の在庫を保有するかを示す在庫日数は3月に3社平均で73日と前月比2割減少。金融危機が本格化する前の昨年9月の水準に回復した。米市場の冷え込みは続いているが、昨年来の減産効果で経営の圧迫要因となる在庫の圧縮は着実に進んでいる。
 在庫日数は販売店が持つ月末在庫をその月の1日あたり販売台数で割った値。販売停滞などでこの日数が増えると、減産や資金回収の長期化を招く。昨年10月以降、日米大手6社では100日を上回るなど高水準だったが、2月に減少に転じ改善の兆しが出ていた。 (日経08:56)
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【自動車産業ニュース】
新型プリウス予約2万台突破 インサイトを超えるペース
2009年4月14日
 トヨタ自動車が5月中旬に発売する新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」の受注台数が、予約開始から2週間足らずで2万台を突破したことが13日分かった。ホンダの新型HV「インサイト」を超える受注ペースで、「すごいことになっている」とトヨタ幹部。HVの技術や価格競争は激化しており、低迷する国内自動車市場の起爆剤になりそうだ。
 新型プリウスは5月18日に発売予定。現行モデルはトヨタ店とトヨペット店で販売しているが、新型はレクサスを除く4販売系列すべてで扱う。
 予約は今月初めから本格的に受け付けを開始し、10日に2万台を突破。11、12日の土日でさらに数千台を上乗せした。競合するホンダのインサイトが発売開始1カ月で達成した1万8000台をすでに上回っている。
 2008年度のプリウス国内販売台数は約7万台。新型は、その3分の1程度を受注した計算になる。
 販売店によると、新型プリウスの納車は3-4カ月待ちの状態。最低価格を205万円程度と現行モデルよりも約30万円安くしたことに加え、今月から始まったエコカー減税やインサイトとの相乗効果が台数を押し上げているようだ。
 新型プリウスは排気量を現行の1500ccから1800ccとし、燃費はガソリン1リットル当たり38キロと約7%改善した。トヨタ堤工場(愛知県豊田市)などで、輸出分を含め月間4万4000台を生産する。

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