「黒ラブのいる生活」ベルさんとらびぃさんのこと 〈来栖の独白2017.12.23〉

〈来栖の独白2017.12.23 Sat〉
　仲良くして戴いているブログ友だち。「黒ラブのいる生活」
　黒ラブ「らびぃさん」が、めっきり衰えている。「クリスマスのケーキ、食べようね」と励ましているそうだ。お尻の脂肪腫も痛々しい。そんな「らびぃさん」を飼い主のベルさんは全力で支えている。以下のようなエントリ（抜粋）。

らびぃ　12月21日
昨日から声を出す回数が増えてきた
もともとほとんど吠える事のなかったらびぃ
声を聴くのは数年ぶり　
クウ～ンと言ったり寝言で吠える時のように軽い甘えた感じのウォンって声

頑張ってる　12月22日　

何処にこんな力があるんだろう
痩せこけて骨と皮だけ
20日の夜から飲み物も飲みたがらなくなっているのに
昨日はなんとか騙し騙し1時間ほどかけて飲ました

人がいなくなると寂しそうになくんだけど横にいると安心して寝てる

〈来栖の独白〉続き
　少し前のエントリにコメントで申し上げたことだが、ここまで衰弱したらびぃさんをこの世に繋いでいるもの、驚異的に繋いでいるものは、ベルさんに対する「執着」だろう。らびぃさんの全意識は、一重にベルさんを求め、集中している。生きていること、声を出すこと、飲ませようとすれば僅かにでも飲むこと・・・それらはすべてベルさんに執着するが故だ。らびぃさんの生きている世界は「ベルさん」という世界だ。
　ユングは「集合的無意識」を人間の無意識の深層と分析したが、らびぃさんを通して私は、「集合的無意識」は動物にもあるものだ、と考えるようになった。
　「ペット」というが、ワンもニャンも、切ないまでに愛おしい。気高いではないか。

ベルさんへ。
　画像、縮小しました。勝手に転載したこととともに、お詫びします。
　介護で、お疲れのことと存じます。どうか、らびぃさんともども、おだいじになさってください。祈っています。