「アマビエ」護符として流行の妖怪 NHK日曜美術館 2020.4.19

2020-04-19 | 社会

〈来栖の独白 2020.4.19〉
 本日の「日曜美術館」はコロナウイルスの影響が数多。テーマも、疫病。私は初めて聞く「アマビエ」という妖怪。


NHK 日曜美術館 2020.4.19
「疫病をこえて 人は何を描いてきたか」 
「疫病」をテーマとした美術をとりあげ、人間はどのように疫病と向き合い乗り越えてきたかを探る。小池寿子さん(西洋美術史)は中世ペスト期のイタリア壁画を読み解き、疫病の流行を経てルネサンスが準備されたと語る。山本聡美さん(日本美術史)は疫病を〈鬼〉の姿で表した絵巻を例に、可視化することで制御し病と折り合おうとしたと解説。ネットで護符として流行の妖怪「アマビエ」も登場、〈心が前に向く美術〉をご一緒に。


「アマビエ」菓子でコロナ退散? 四日市の和菓子店が販売
 2020年4月19日 中日新聞

   
  アマビエをかたどった和菓子

 疫病を退散させるとして、インターネットなどで話題となっている妖怪「アマビエ」をモチーフにした和菓子を「夢菓子工房 ことよ」(本店・四日市市西日野町)の岡本伸治社長(45)が考案し、販売し始めた。作り方を紹介する動画も公開している。
 アマビエは江戸時代に肥後国(現在の熊本県)の海に現れ、「病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」などと告げたと伝わる。以来、疫病退散に御利益があるとされてきた。半人半魚で、長い髪やくちばし、うろこをまとった姿が特徴的だ。
 岡本社長は、アマビエが話題になっていることを知り、デザインに着手。光り輝いて現れたとされることから、髪をピンク、うろこを青と紫の練り切りでグラデーションにして色鮮やかに表現した。
 作り方は動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で公開。写真投稿アプリ「インスタグラム」でも写真を紹介する。アカウント名はいずれも「wagashi.kotoyo」。動画上では「粘土で作ってみて」と呼び掛けている。
 商品は本店と、白梅の丘店(朝日町)で販売中。一つ二百五十三円。岡本社長は「歴史を振り返っても、和菓子には無病息災などを願って作られてきた歴史がある。新型コロナウイルスの影響で休校となり家にこもっている子どもたちに楽しんでもらい、少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話している。
(問)ことよ本店=059(322)1226
 (磯部愛)

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です


<新型コロナ>妖怪「アマビエ」博多人形に
 2020年4月18日 朝刊

 

 福岡県那珂川市の博多人形作家で伝統工芸士の戸畑茂四郎さん(72)が、新型コロナウイルス封じ込めを願い、疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」の博多人形=写真、ガトー提供=を制作した。20日から販売する。
 アマビエは、肥後国(現在の熊本県)に江戸時代から伝わる半人半魚の妖怪で「疫病が流行したら私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と告げたとされる。価格は2200円。
 問い合わせは美術工芸品を販売するガトー、電話092(986)9750。

 ◎上記事は[東京新聞]からの転載・引用です


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