八事山興正寺、コンサル社から14億円差し押さえ 現住職、梅村正昭前住職の刑事告訴を検討2016/7/30

2016-07-31 | 社会

興正寺、14億円差し押さえ コンサル社業務委託費未納
朝日新聞デジタル 7月31日(日)5時4分配信
 八事山興正寺を運営する宗教法人興正寺(名古屋市昭和区)が、コンサルタント会社への業務委託費を支払わず、預金など約14億円を差し押さえられていたことが関係者への取材でわかった。興正寺は「差し押さえは、前住職が罷免(ひめん)された後に作成した公正証書に基づくもので無効」などと民事訴訟で争っている。
 興正寺を巡っては、寺有地の売却で得た金の使途などに絡み、名古屋国税局から約6億6千万円の申告漏れを指摘されている。調査の過程で、寺とコンサル会社との取引関係が明らかになったという。
 関係者によると、寺は前住職時代の2013年8月、コンサル会社と融資に関する業務委託の契約を約17億円で締結。14年4月には、委託費の支払いが滞れば寺の資産を差し押さえできる内容の公正証書を作成していた。
朝日新聞社 最終更新:7月31日(日)5時4分
 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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興正寺“お家騒動”前住職の刑事告訴を検討
(愛知県)
 土地の売却に絡み、お家騒動が持ち上がっている宗教法人・興正寺(名古屋市昭和区)が、6億円余りの申告漏れを指摘された問題で、現在の住職が前住職を背任容疑で刑事告訴することを検討していることがわかった。興正寺は過去3年間に約6億円の申告漏れなどを名古屋国税局から指摘され、追徴課税など約8800万円を支払った。前住職が土地を138億円で売却した後、コンサルタント会社に支払った約2億5000万円は実態がないと指摘された。現住職はこの行為が背任にあたる可能性があるとしている。前住職は、高野山真言宗の総本山から罷免されたが、寺にとどまっており、総本山は寺の向かいにプレハブの「本堂」を建て、対立が続いている。
[ 7/30 17:46 中京テレビ]
 ◎上記事は[日テレNEWS24]からの転載・引用です
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2016年7月31日 09時53分
興正寺の前住職、6億円で巻物購入 空海ゆかり、真贋不明
 八事山興正寺(名古屋市昭和区)が土地売却益138億円を巡り、名古屋国税局から申告漏れを指摘された問題で、梅村正昭(せいしょう)前住職(68)が高野山真言宗の外郭団体を名乗る東京都文京区の団体から、真言宗の開祖・空海(774~835年)ゆかりとされる巻物「御遺告(ごゆいごう)」を6億円で購入したことが、関係者への取材で分かった。
 6億円は土地売却益から支払われたとみられる。書物の真贋(しんがん)は定かでないが、専門家は「同様の書物は多く存在し、通常では考えにくい高額の取引だ」と指摘する。
 前住職と団体理事長の男性(67)が交わした念書によると、前住職は3500万円を支払って団体が保有する御遺告の真贋を確かめる権利を得た上で、入手を望む場合は、理事長が関与する別の団体に4億6500万円を寄付するとしていた。このほか、両者を仲介した東京都中央区のコンサルタント会社にも1億円を支払うことが約束された。
 念書は2014年6月20日付で、前住職はこの5カ月前に高野山側から罷免されていた。
 理事長は本紙の取材に対し、1994年に御遺告を都内の業者から6億8千万円で購入したと主張。「前住職との面識はなく、コンサル会社を介して知り合った。こちらとしてはトラブルに巻き込まれた思いだ」と話した。コンサル会社の役員は「理事長に御遺告の買い手を探してほしいと頼まれた。興正寺は別の会社に紹介された」と話した。
 梅村前住職と代理人弁護士は「お話しすることはない」としている。
 奈良国立博物館によると、御遺告は空海の死後の10~11世紀ごろ、弟子が遺言を残すために記したとされる。原本は存在せず、写本が多く残されたが、このうち12世紀の作成とみられる東寺、醍醐寺の所蔵品と、14世紀の作成とされる同館所蔵の文書が国の重要文化財の指定を受けている。
 同館学芸部の野尻忠研究員は「価格は所有者の言い値が基本だが、仏教関係の書物1巻を億単位で取引するのは通常考えづらい。桁が1つ違う印象だ」と話す。(中日新聞)
 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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◇ 興正寺が土地売却益6億6000万円申告漏れ 国税も「一部不明瞭」 (2016/7/30 中日新聞) 

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