首相「領土、守り抜く」 尖閣警備の海保を激励 / 海保長官に初の「制服組」起用 ナンバー3の佐藤雄二氏

2013-07-18 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

首相「領土、守り抜く」 尖閣警備の海保を激励 石垣島
産経新聞2013.7.17 12:44
 参院選遊説で沖縄県を訪問中の安倍晋三首相(自民党総裁)は17日午前、石垣島(沖縄県石垣市)を訪れ、尖閣諸島周辺の警戒にあたる石垣海上保安部を視察した。
 首相は、中国公船が尖閣周辺の日本領海への侵入を繰り返している事態を踏まえ、「先頭に立って領土、領海、領空を断固として守り抜く決意だ」と述べ、海上保安官らを激励した。
 首相が選挙期間中に離島を訪問するのは異例で、島嶼防衛を強化する姿勢を鮮明にする狙いもあるとみられる。首相は視察後、石垣市内で街頭演説。午後には宮古島に移動し、街頭演説の合間を縫って航空自衛隊宮古島分屯基地に立ち寄る予定だ。
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首相、尖閣死守人事 海保長官に初の「制服組」を起用
zakzak2013.07.18
 安倍晋三首相が、沖縄県・尖閣諸島を中国の悪しき野望から断固守り抜く姿勢を示した。参院選遊説で同県・石垣、宮古両島を訪れ、尖閣周辺の警備にあたる航空自衛隊や海上保安庁を視察・激励したうえ、海上保安庁長官に初めて、現場をよく知る「制服組」を就けることを決めたのだ。
 「わが国の主権に対する挑発が続いている。南西地域の対領空侵犯措置が急増し、極めて重要な課題になっている。わが国の空を守る諸君に深甚たる敬意を表する」
 安倍首相は17日、宮古島の航空自衛隊宮古島分屯基地で、隊員らをこう激励した。これに先立ち、石垣島の海上保安部でも、中国公船の領海侵犯などに対応する巡視船「いしがき」に乗船し、保安官らをねぎらった。
 昨年9月の尖閣諸島国有化以降、中国公船の領海侵犯は常態化している。自衛隊員や海上保安官の士気は高いが、限られた人員と装備のなかで、疲労などが蓄積しているのは間違いない。
 こうした中、彼らを鼓舞する人事が決まった。
 太田昭宏国交相は17日、8月1日付で北村隆志海上保安庁長官(59)を退任させ、後任に同庁ナンバー3で海保生え抜きの佐藤雄二海上保安監(59)を充てる人事を決めたのだ。海保長官はこれまで、国交省から出向したキャリア官僚のポストで、海上保安大学校出身の「制服組」がトップの長官職に就くのは初めて。安倍首相の強い意向という。
 安倍首相の領土領海を守る毅然とした言動に対し、中国外務省の華春瑩副報道局長は17日、「中国の領土主権を侵害する言動をやめるよう求める」との談話を発表し、不快感を表明した。
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