殺人無罪、検察が控訴断念=「告白」の矢野治被告、確定へ-東京地検 2018/12/26

2018-12-26 | 死刑/重刑/生命犯

殺人無罪、検察が控訴断念=「告白」の死刑囚、確定へ-東京地検
2018年12月26日21時07分
 前橋スナック銃乱射事件などで死刑確定後、自ら告白した2件の殺人罪に問われ、東京地裁で無罪となった元暴力団会長矢野治被告(70)について、東京地検が控訴しない方針を固めたことが26日、関係者への取材で分かった。弁護側は控訴できないため、無罪判決が確定する。
 今回の無罪判決は、既に確定した死刑判決には影響しない。殺人罪で起訴した事件が無罪となり検察側が控訴しないのは異例だが、遺族の意向などを勘案したという。
 矢野被告は死刑確定の約5カ月後、警視庁に殺人への関与を告白する手紙を寄せ、一時は同庁の調べにも認めていた。その後は否認に転じ、公判でも「手紙はうそ。殺していない」と無罪を主張した。
 東京地裁は13日にあった判決で、「手紙は死刑執行引き延ばしが目的で信用できない」と判断。手紙にも記された遺棄役の男の供述に基づき遺体は発見されたが、殺害については「20年以上の時を経て関係者も死亡し、間接事実からの推認には限界がある。犯罪の証明はない」としていた。(2018/12/26-21:07)

 ◎上記事は[JIJI.COM]からの転載・引用です
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確定死刑囚に無罪…2件の殺人への関与を告白した矢野治被告 楡井英夫裁判長「告白の手紙は信用できない 死刑執行引き延ばすため嘘」2018/12/13
◇ 永田町の黒幕を埋めた矢野治死刑囚の告白(10)警視庁が捜索を始めた死体遺棄場所『週刊新潮』2016/3/17号
「他の人物も殺害した」前橋スナック乱射事件の矢野治死刑囚が警視庁に文書提出 平成26/9/7付
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