「死んでおわび」=古参幹部「建設大臣」坂本一家殺害で指揮・早川紀代秀死刑囚 死刑執行 2018.7.6

2018-07-07 | オウム真理教事件

「死んでおわび」=古参幹部「建設大臣」-坂本一家殺害で指揮・早川死刑囚

 
 早川紀代秀死刑囚
 早川紀代秀死刑囚(68)は「建設大臣」を務めた古参幹部で、坂本堤弁護士一家事件では実行役を指揮する中心的な役割を担った。
 兵庫県出身で、大阪府立大大学院修了後、ゼネコン勤務などを経て1986年に教団前身の「オウム神仙の会」に入り、87年に出家した。
 坂本事件では、元代表松本智津夫死刑囚(63)から「一家殺害」の指示を電話で受けてほかの実行役に伝え、自身は妻都子さん=当時(29)=の首を絞めた。サリン生成プラントや教団道場の建設に当たったほか、ロシアで武器を購入するなど武装化にも関与した。
 一審東京地裁の公判では、「絶対服従の習慣が正常な判断力を奪い取った」「殺害相手の救済目的だったのであらがえなかった」と弁明。「人間として存在していることに恥ずかしい気持ちでいっぱい」と謝罪する一方、プラント建設など一部事件で無罪を主張した。
 2000年に東京地裁で死刑判決を受け、09年に確定。上告中に出版した著書では「幼い子供も含め一家3人を殺害し、身の毛もよだつようなことを行って疲れ果てていた」と当時の心境をつづり、「死刑が確定すれば死んでおわびいたします」と記した。拘置所では瞑想(めいそう)をしたり、知人と面会したりして過ごした。(2018/07/06-16:15)

  ◎上記事は[JIJI.COM]からの転載・引用です
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