慰安婦問題における「失敗の本質」=朝日新聞の誤報と「河野談話」 2017/1/11 【産経抄】 

2017-01-11 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

2017.1.11 05:04更新
【産経抄】慰安婦問題における「失敗の本質」 1月11日
 小池百合子東京都知事が座右の書に挙げる『失敗の本質』(中公文庫)は、大東亜戦争における日本軍の失敗を分析したものだ。インパールで日本軍と戦った英国軍司令官のこんな言葉が引用されている。
 ▼「日本軍の欠陥は、作戦計画がかりに誤っていた場合に、これをただちに立て直す心構えがまったくなかったことである」。今から振り返ればあの時、韓国への融和政策の誤りに気づくべきだった。反日団体が、在韓国日本大使館前の路上に慰安婦像を設置した、2011年12月である。
 ▼外交常識に反した暴挙に対して、民主党政権は、韓国政府に撤去を強く求めなかった。「第2、第3の像が建立される」。李明博(イミョンバク)大統領は、日本政府の弱腰を見通していたようだ。直後の日韓首脳会談で野田佳彦首相に慰安婦問題の解決を迫って恫喝(どうかつ)する。
 ▼ただの脅しではなかった。慰安婦像はその後、がん細胞のように海外を含めて増殖する。揚げ句の果てに日韓合意を踏みにじり、釜山の日本総領事館前に設置されたとなれば、駐韓大使と釜山総領事の一時帰国は当然の措置である。それでも朝日新聞の社説は、「性急な対抗より熟考」を訴える。「旅人の上着を脱がせるのに北風を吹かす」。夕刊コラムはむしろ安倍晋三政権を揶揄(やゆ)していた。
 ▼韓国の野党は、合意に基づいて日本が拠出した10億円を返すと言い出した。国内ではまた、合意は崔順実(チェスンシル)被告が朴槿恵(パククネ)大統領を唆(そそのか)して実現させた、との説がまことしやかに語られているという。
 ▼朝日の主張に従って、いくら日本側が冷静に振る舞っても、「情治」の国の反日の炎は、どこまでも燃え広がっていく。そもそも火を付けたのは、朝日の誤報と「河野談話」、これこそ「失敗の本質」である。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
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◇ 慰安婦像を少女像と呼ぶ愚 2017/1/8 
◇ 【歴史戦 第7部 崩れ始めた壁】慰安婦強制連行 世界に浸透してしまった誤った認識を覆すのは簡単ではない
【歴史戦 第2部 慰安婦問題の原点 1~3】慰安婦問題を広めた人たち 吉田清治氏 千田夏光氏 朝日新聞
◇ 「慰安婦=性奴隷(sex slave)」という国際謀略の発案者 戸塚悦朗弁護士の国連ロビー活動 
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慰安婦問題「県議会の誤った歴史認識が韓国の反日カードになっている」島根県議会の歴史認識をただす会 2013-08-11 


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