三井住友が保有する大和SMBCの株式すべてを大和が買い取り、100%子会社化

2009-09-04 | 社会
三井住友と大和、合弁解消へ 大和SMBC、大和の100%子会社に
 三井住友フィナンシャルグループと大和証券グループ本社が法人向け証券会社、大和証券SMBCの合弁を解消する方向で最終調整に入っていることが3日、明らかになった。三井住友が保有する大和SMBCの株式の持ち分すべてを大和が買い取り、100%子会社化する。銀行・証券を融合した事業を目指す三井住友と、独立した証券会社の立場を守りたい大和の経営戦略の違いから、10年の連携に終止符を打つ。
 大和SMBCは1999年に大和と旧住友銀行(現三井住友)が共同で設立。現在、大和が60%、三井住友が40%を出資している。両社の複数の関係者によると、三井住友が全保有株式を大和に売却する方向で調整しており、来週にも共同出資契約の解消を正式に決める見通し。(07:00)
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新S くらべる一面 「編集局から」
朝日新聞 「二重権力」。ここ数日の政局報道のキーワードの一つです。政権交代を間近に控えた民主党にとって、それは小沢一郎氏の処遇を巡って語られることが多いのですが3日夜、事態が一気に動き出しました。鳩山代表が「小沢氏に幹事長就任を要請する」と記者団に語り、午後10時半すぎに小沢氏は党本部に入って鳩山代表と会談。要請を受諾しました。「二重権力」の懸念にどう答えるつもりなのでしょうか。取材陣が「小沢人事」の背景に迫りました。(圭)
日本経済新聞 組織には「重心」があります。政策決定で政府と党の一体化を掲げる民主党は、重心を国家戦略局に置こうと考えていたはずです。少なくとも岡田克也現幹事長や当初の鳩山由紀夫代表の考えはそうだった。だが小沢一郎氏の幹事長就任で重心は大きく党に動きます。1面には三井住友フィナンシャルグループと大和証券グループ本社が法人証券の大和SMBCの合弁を解消するというニュースが入りました。大和は独立路線へ、三井住友は日興コーディアル証券との連携に「重心」を移します。(田)
読売新聞
 「一生傷を負って生きるのなら、いっそ死にたい」。法廷にスピーカーを通じて女性の声が流れました。性犯罪を対象とした初の裁判員裁判。被害者の女性2人が、別室から「ビデオリンク方式」で意見陳述に臨みました。「できれば一生刑務所にいてほしい」と述べると、女性の裁判員はモニターを見ながら2度うなづきました。「つらいけど、どうしても伝えたかった」。そんな24分間の重い陳述を、社会面で詳報しています。(中)

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