球宴、最高♪

2006-07-22 | 相撲・野球・・・など

 球宴、最高だった。お目当ての新庄、期待に応えてくれた。藤川、すごい。プロの凄さを見せつけた。先発川上・松坂のエース対決も豪華、岩瀬・藤川・クルーン、これでもか、とプライドを見せつけた。神宮に、雨降らなくて良かった。

新庄、人間電光掲示板  
憲伸の暴投が合図
 憲伸、助演男優賞-。プロ野球サンヨーオールスターゲームは21日、神宮球場で第1戦が行われ、日本ハム・新庄剛志外野手(34)は、ベルトのバックルに仕込んだ電光掲示で、公約通りのパフォーマンス。全セの先発に立った川上憲伸投手(31)もストレート中心の力勝負、新庄との対戦では大暴投で“新庄劇場”をアシストするなど、満員のファンを沸かせた。試合は全セが3-1で全パに逆転勝ちした。 中日・川上の大暴投が、新庄劇場開演の合図だった。初回2死、カウント1-0。白球が背中を通過した直後、新庄は黒いベルトをイジった。すると、バックル部分に電光掲示板が現れ、テレビの字幕のように、英語の文字列が次々と映し出された。内容は、ファンへのメッセージだった。 「NEVER MIND WHATEVER I DO!! FAN IS MY TREASURE ! !!!」(ほっとけ、オレの人生だ。ファンはオレの宝物だ) 直後のテレビインタビューで「ベルトで変身したかったんですけど、目立ちましたか? 3カ月前から考えていたんです」と笑顔を浮かべた新庄。 実は、川上に演出を“根回し”していた。球宴直前に電話で綿密な打ち合わせをしていたのだ。「(暴投を)打診したら、ああいうことしてくれて…。うれしかった」。相手エースの粋な行動に、感銘を受けた様子だった。

 実は、もっとド派手な演出を予定していた。球宴出場が決まった直後のこと。「(演出実行は)国の許可次第です。もう死ぬくらいしかないでしょ」と予告。関係省庁などにヘリコプター、また、背負い式ジェット噴射の器械の申請を出していた。しかし着陸許可が下りず、やむなく中止になったという。そんな経緯がありながらも超満員のファンを沸かせるあたりは、さすがプリンス。掲示板ベルトのほかにも、金色の手袋とスパイク、そして七色のバットを使用した。「(バットは)レインボーカラー。いろんなカラーを持った人間という意味でつくりました。スパイクは野ウサギです」と説明。バットは8回に岩瀬に折られたものの、その存在感は際立っていた。

 “本業”でもファンを沸かせた。初回にカウント2-2から川上の直球を左翼線二塁打すると、7回には二岡の飛球をダイビングキャッチ。顔面を強打しながらも、ボールは離さなかった。MVPは青木に譲ったが、優秀選手賞をゲットした。

 ベルトは気前よく、ファンにプレゼントした。スタンドには夫人の姿もあった。帰り際には「あしたの演出? 言ったら、面白くないでしょう。地元だから期待してほしい」と不敵な笑みも-。22日は地元九州での球宴開催。エンターテイナー・新庄がプロ14年間の集大成を見せる。ドラゴンズ公式ファンクラブ (清水裕介) 


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