上半期新車販売:プリウスが初の首位 減税追い風11万台

2009-10-06 | 社会
 日本自動車販売協会連合会などが6日発表した09年度上半期(4~9月)の車名別新車販売ランキング(軽自動車を含む)は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が11万6298台で初の1位となった。HVとしても初の首位で、エコカー減税などを背景にしたHV人気の高さを示した。
 過去5年間上半期で首位だったスズキの軽自動車「ワゴンR」は9万3193台で2位に後退した。排気量660cc超の登録車が首位になるのは03年度上半期のトヨタ「カローラ」以来6年ぶり。
 5月に発売された新型プリウスは、ガソリン1リットル当たり38キロ走る燃費性能に加え、最も安いモデルが205万円と旧型を約30万円も下回る価格が話題を呼んだ。国のエコカー減税も追い風に、6月以降は毎月2万台以上売り上げ、新車販売ランキングで首位を独走した。9月も3万1758台で1位だった。
 上半期3位はダイハツの軽「ムーヴ」。2月発売したホンダのHV「インサイト」は5万5845台で、6位につけた。【大久保渉】毎日新聞2009年10月6日12時58分

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