京アニ放火・青葉真司容疑者が転院 「早期の逮捕につなげたい」(捜査関係者)2019/11/14

2019-11-14 | 死刑/重刑/生命犯

京アニの放火 青葉容疑者が京都へ転院 「早期逮捕も」
〈週刊朝日〉 2019/11/14(木) 12:03配信
 11月14日午前9時頃だった。
 マスコミがカメラを構える前で、1台の寝台車が病院から出てきた。いっせいにシャッター音が響く。今年7月、36人が死亡、33人の負傷した京都アニメーション放火殺人事件。現場で大火傷をおい、大阪の病院で治療中だった犯人の青葉真司容疑者が京都市内の病院に転院したのだ。
 事件から約4ヶ月、11月8日にはじめて、京都府警の事情聴取を受けた、青葉容疑者。
 8日の事情聴取で青葉容疑者は、放火や殺人の容疑について認める内容を供述。約1時間の聴取に
「最初に京アニ第1スタジオを犯行に選んだのは、多勢の人が働いているようで、火を放てば犠牲者もたくさん出ると考えた」
「包丁を用意してしたのは、放火の邪魔をしたり、抵抗された時に、刺すつもりで買った」
「ガソリンをまいて、火をつけることで数多くの人が犠牲となると思った。恨みを晴らそうと思った」
 計画的な犯行であることを述べたという。
 そして、動機についてはこれまでも報じられたように、「自分で応募した作品が京アニにパクられた」「作品を勝手にパクれて、許せなかった」「今も京アニは許せない」などと話したという。
 そして、放火殺人に問われていることについてはこう話した。
「どうせ死刑になることはわかっている」と語っていたという。
「京都の事件で大阪の病院で治療というのは異例。転院したのは、もう特別な治療が必要ないほど回復したからだ。事件直後、応募作品をパクられたと火傷を負いながら話していた青葉容疑者。先日の事情聴取にも、同じ内容を答えており、記憶もしっかりしている。今後も回復が順調なら、問題ない。京都の病院で治療することで、事情聴取の回数を増やしたい。当初、年内逮捕は厳しいかと見ていた。前代未聞の事件で、いつまでも逮捕しないようなことではいけない。早期の逮捕につなげたい」(捜査関係者)
(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事
最終更新:11/14(木) 12:03 AERA dot. 

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です


被害者遺族「どういう心境で火をつけたのか聞きたい」 京アニ放火・容疑者が転院
 2019/11/14(木) 17:19配信 MBSニュース
 京都アニメーションの放火殺人事件で、逮捕状が出ている青葉容疑者が11月14日、やけどの治療のために入院していた大阪府内の病院から京都市内の病院へ移送されました。
  全身にやけどを負った青葉真司容疑者(41)。髪の毛は短く刈られているように見えます。青葉容疑者は今年7月、京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオに火をつけ、36人を死亡させ、33人に重軽傷を負わせたなどとして逮捕状がとられています。
  捜査関係者によりますと、青葉容疑者自身も全身にやけどを負い、大阪府内の病院で本人の皮膚を培養するなどして皮膚移植を10回ほど受けるなど、高度な治療を受けていたということです。その後、車いすに座って会話できる程度まで回復したため、11月14日に京都市内の病院に転院しました。青葉容疑者は11月8日、警察と検察による任意の聴取で容疑を認め、「どうせ死刑になる」などと話していたといいます。
  事件で死亡した京都アニメーションの監督・武本康弘さん(当時47)の父親は14日、MBSの取材に次のようにコメントしています。
 「『どうせ死刑になる』という言葉を聞いて、八つ裂きにしたいと思うほど憎かった。遺影を見るたびに息子が帰ってくるんじゃないかと思う。なぜ、あんなことをしたのか容疑者から理由を聞きたい。」(武本康弘さんの父親のコメント)
  また、死亡した石田奈央美さん(当時49)の母親も「日が経つごとに娘がいなくなったことが辛い。どういう心境で火をつけたのか聞きたい」と話しました。
  一方、青葉容疑者は病院の職員に対し「お世話になり、ありがとうございました」などと話していたということです。警察は医師の意見を参考にしながら青葉容疑者の逮捕の時期を検討しています。

  最終更新:11/14(木) 17:19 MBSニュース 

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です


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