
『刀剣乱舞』に登場する名刀「小狐丸」創生の物語がよみがえる――「第13回名古屋片山能」で能楽「小鍛冶」の公演が決定
2016年3月29日 12時0分 アニメイトTV
▲小鍛冶黒頭
2016年4月16日(土)、名古屋能楽堂にて「第13回名古屋片山能」の公演が行なわれます。本公演は、名刀「小狐丸(こぎつねまる)」創生の物語が能楽になっている『小鍛冶』を、京都の名門能楽師・片山九郎右衛門氏が演じます。
擬人化した名刀“刀剣男子”を育成するブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-(通称:とうらぶ)』で「小狐丸」は大人気キャラクターとして、多くの審神者から愛されています。また「小狐丸」と呼ばれる刀の逸話は複数存在しますが、三条宗近作と公式に明記してあることから、ここでは謡曲「小鍛冶」に登場する刀がモチーフになっている模様です。
●「小鍛冶」概要
一条天皇(平安時代中期の第66代の天皇)はある日、「三条宗近に刀を打たせよ」とのお告げの夢を見、すぐに三条宗近に刀を打てとの勅命を出す。だが自分に見合うレベルの相槌(刀鍛冶では刀を鍛えるとき2人の職人、主に親方と弟子が交互に槌を振るう)を振るう者がおらぬと悩んだ宗近は、氏神である稲荷明神へと参拝する。すると不思議な童子が現れ、相槌についての心配はいらないこと、そして古今の刀についての話を述べ「私が必ずやその願いを成就させてみせよう」と言って消えていった。
宗近はすぐに家へと戻り、しめ縄を張った壇を設えるなど童子の言ったとおりに準備をして待っていると予言通り狐の姿をした稲荷明神の化身が現れて相槌を勤めた。こうして「小狐丸」は誕生した。宗近と稲荷様は神の手助けによって生まれたこの刀に表には「小鍛冶宗近」の銘、裏には「小狐」の銘を刻んだ。こうして宗近は無事、天皇に刀を献上することができた。
■ 公演概要
公演名:第13回 名古屋片山能
日時:平成28年4月16日(土)午後2時開演(午後1時開場)
会場:名古屋能楽堂(名古屋市中区三の丸1-1-1 名古屋城正門南 TEL052-231-0088)
公演内容:
能「田村 替装束」(片山伸吾)
能「小鍛冶 黒頭」(片山九郎右衛門)
料金:
指定席(正面・脇正面)5,000円
自由席(中正面・脇正面後方)4,000円
学生席(自由席のみ)2,000円(いずれも税込)
お問合せ:公益財団法人 片山家能楽・京舞保存財団 TEL075-551-6535
主催:名古屋片山能制作委員会
後援:CBC、テレビ 中日新聞社
チケット取扱:
名古屋能楽堂 TEL052-231-0088
芸文プレイガイド TEL052-249-9387
チケットぴあ TEL0570-02-9999(Pコード 449-339)
名古屋市文化振興事業団事業案内・チケットガイド TEL052-249-9387
※未就学児のご入場は、ご同伴の場合でもお断りいたします
◎上記事は[livedoor・NEWS]からの転載・引用です
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◇ 能「熊野」「小鍛冶」 / 狂言「薩摩守」
◇ 本日は名古屋能楽堂 2016.1.24. Sun. 能「熊野」「小鍛冶」 / 狂言「薩摩守」
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