岡山県倉敷市 女児連れ去り監禁傷害 藤原武被告に懲役6年6か月の判決 岡山地裁 2015/10/28

2015-10-28 | 社会

女児連れ去り監禁傷害 懲役6年6か月の判決
 NHK NEWS WEB 2015/10/28  12時46分
  去年7月、岡山県倉敷市で下校途中の当時小学5年生の女の子を連れ去ったとして監禁傷害などの罪に問われた50歳の被告に対し、岡山地方裁判所は「卑劣な犯行で被害者に与えた肉体的・精神的苦痛は計り知れない」と指摘して懲役6年6か月を言い渡しました。
 去年7月、岡山県倉敷市で当時小学5年生の女の子をカッターナイフで脅して車で連れ去り、5日間にわたって自宅に監禁したなどとして岡山市北区の無職、藤原武被告(50)が監禁傷害や銃刀法違反などの罪に問われました。これまでの裁判で弁護側は起訴内容の一部を否認し連れ去りは計画的ではなかったなどと主張したのに対し、検察は懲役10年を求刑していました。
 28日の判決で岡山地方裁判所の中田幹人裁判長は「非力な被害者を脅迫して連れ去るなど卑劣な犯行で、被害者に対し暴行やわいせつな行為を行っていないことなどを考慮しても悪質だ。被害者はPTSD=心的外傷後ストレス障害を負っており、肉体的・精神的苦痛は計り知れず、今後の健全な成長への悪影響が生じている」と指摘しました。そのうえで「示談が成立し被告も謝罪しているが犯行と真摯(しんし)に向き合っているとは言い難く、再犯のおそれがある」として、藤原被告に懲役6年6か月を言い渡しました。
 判決を受けて被害者の母親は「今回の判決の結果が重いのか軽いのかは分かりません。ただ、判決がどうであっても娘が負った心の傷は一生消えることはなく、日常の生活を取り戻すにはだいぶ時間がかかると思います」と、弁護士を通してコメントしました。

 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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倉敷女児監禁 被告の男 懲役6年6カ月が確定
KSB瀬戸内海放送 2015/11月12日 17:41 社会
 倉敷市で当時小学5年生の女の子を連れ去って監禁するなどして岡山地裁で懲役6年6カ月の判決を受けた男が、11日の期限までに控訴せず判決が確定しました。判決が確定したのは、岡山市北区楢津の無職、藤原武被告(50)です。判決によると、藤原被告は去年7月、倉敷市の路上で当時小学5年生の女の子をカッターナイフで脅し、車に乗せて連れ去りました。そして、自宅の部屋に外側から鍵をかけて監禁し、女の子に心的外傷後ストレス障害を負わせました。岡山地裁は10月28日、懲役10年の求刑に対し、懲役6年6カ月の判決を言い渡しました。そして、控訴期限だった11日までに藤原被告、検察のどちらからも控訴の申し立てがなかったため、刑が確定しました。

 ◎上記事は[KSB瀬戸内海放送]からの転載・引用です
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倉敷・小5女児監禁事件裁判で判明した「飼育日記」のおぞましい内容
2014年10月21日 9時56分 アサ芸プラス  
 今年7月、小学5年の女児を連れ去ったとして、わいせつ目的略取や逮捕監禁などの容疑で起訴された藤原武被告(49)の初公判が、7日開かれた。冒頭陳述で検察側が明らかにした、「飼育日記」のおぞましい内容とは──。
〈被告は1人で暮らし始めた去年5月ごろから誰か少女を連れ去って監禁しようと考え、今年2月からは3日に1回のペースで対象を探していた。女の子を連れ去ったあとは「逃げたら仲間に連絡して家族を殺す」などと脅して監禁を続けた〉
 検察側による冒頭陳述で、その計画的な犯行を指摘された藤原被告。逮捕時よりいくぶんやつれた表情だったが、公判中は終始ノートをとりながら、視線はうつむきがちのままだった。
 藤原被告は、7月14日の夕方、下校途中の小学5年の女児A子さんをカッターナイフで脅し、その後5日間にわたって、自宅を改造した“監禁部屋”に無理やり閉じ込めた疑いが持たれている。
「逮捕当時、藤原が改造した監禁部屋は完全防音が施されていたほか、周囲からは見られないように窓がまったくなかった。また壁一面には、藤原が描いた美少女のイラストが飾られており、その計画性とゆがんだ美少女への渇望が明らかになった」(取材に当たったジャーナリスト)
 ところが、公判の罪状認否では、藤原被告は、
「被害者にどれほど悪いことをしたか、あらためて反省し、おわび申し上げたい」
 と証言したものの、“わいせつ目的”については、
「そのようなことをしようと思ったことはありません。臆測が広がったために二次被害にあった」
 と主張。計画性についても明確に否定した。
 だが、こうした藤原被告の証言について、検察は真っ向から対立。その証拠として、女児監禁計画をパソコンにつづっていたと、その内容の一部を暴露したのだ。
 前出・ジャーナリストが語る。
「冒頭陳述の中で検察は、実母が老人ホームに入居した昨年6月から、藤原が監禁の計画を練り始めたと証言。さらには、その方法をパソコンで昨年7月から事細かに入力していたとして、すでに計画書を押収しているほか、昨年12月には自宅を監禁部屋として外から施錠できるように改造している、と計画性があったことを主張。また以前から10歳前後の少女に興味を持ち、昨年5月にはインターネットで手錠を入手して、今年2月頃から3月にかけて、女児宅周辺を車で物色していた、とも明らかにしています」
 しかも藤原被告は、犯行後も、女児との監禁生活を日記に詳細に記載していた。
 捜査関係者が言う。
「藤原は監禁当日の日記に『光源氏』というタイトルで、その心境をつづっている。そこには連れ去った女児に食事を作らせたかと思えば、事前に用意していた半ズボンに白いソックスを履かせて、足に頬ずりしていたこと、さらには、『夫婦のような時間を過ごした』とまで書かれてあった。また文面の中には、『これから飼育していく』という犯行の意思についても記述されているだけに、今後はこの『飼育日記』の内容が争点となるでしょう」
 被告側弁護士は藤原被告の犯行時の心理を調査する「情状鑑定」で、情状酌量による減刑を求めていく構えだが、弱者を狙った犯行は断固、糾弾されてしかるべきだろう。

 ◎上記事は[livedoor・NEWS]からの転載・引用です
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「岡山小5女児監禁事件」藤原武容疑者 49歳ニート男の危ない思想と素性 (『アサ芸プラス』2014/8/5)
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藤原武容疑者に監禁された女児が証言「言うことを聞かないと殺すと脅された。怖くて母の元に帰りたかった」 2014-07-23 
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