今市吉田有希ちゃん殺害事件 初公判 「殺してません」勝又拓哉被告が全面否認 2016/2/29 宇都宮地裁

2016-02-29 | 死刑/重刑/生命犯

【今市事件初公判速報】 「殺してません」 勝又被告が全面否認
 下野新聞 2016/2月29日 10:16
 2005年12月に日光市(旧今市市)大沢小1年だった吉田有希ちゃん=当時(7)=が殺害された今市事件で、殺人罪に問われた勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判初公判が29日、宇都宮地裁(松原里美裁判長)で開かれ、勝又被告は「殺してません」などと、起訴内容を全面否認した。
 宇都宮地裁には29日、今市事件の裁判員裁判初公判の傍聴券42枚を求めて913人が列を作った。同地裁の初公判傍聴希望者は、足利事件の再審が972人の最多だったとされ、過去2番目の多さとみられる。整理券配布が始まった午前9時には裁判所敷地内はごった返し、関心の高さが伺えた。公判は午前10時から始まる。

 ◎上記事は[下野新聞]からの転載・引用です
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今市女児殺害初公判 無罪主張
 NHK NEWS WEB 宇都宮放送局 2016/2月29日 11時01分
 平成17年、栃木県の旧今市市、いまの日光市で、小学1年生の女の子が下校途中に連れ去られて殺害された事件で、殺人の罪に問われている男の初公判が宇都宮地方裁判所で始まり、被告は「殺していないし、遺体が見つかった現場にも行っていません」と述べ、無罪を主張しました。
 この事件は平成17年12月、栃木県の旧今市市、いまの日光市で、小学1年生だった吉田有希ちゃん(当時7歳)が下校途中に連れ去られ、茨城県の山林で遺体で見つかったもので、事件から8年半がたったおととし6月、栃木県鹿沼市の勝又拓哉被告(33)が、殺人の罪で逮捕・起訴されました。
  裁判員裁判の初公判は29日午前10時から宇都宮地方裁判所で始まり、勝又被告は「殺していないし、遺体が見つかった現場にも行っていません」と述べ、無罪を主張しました。
  勝又被告は逮捕・起訴された段階では殺害について認めていたということですが、その後の公判前整理手続きで否認に転じました。
  弁護側は裁判で「自白の内容と現場の状況が矛盾しており、被告は威圧的な取り調べを受けてうその自白をした」などと主張する方針です。
  一方、検察側は被告が取り調べで殺害の状況を身振りなどを交えて説明した録音・録画の内容を裁判で示すとしています。
  裁判ではこのあと、検察が冒頭陳述を行い、事件に至ったいきさつなどについて説明する方針です。
  法廷に入ってきた勝又被告は薄いグレーのシャツを着て逮捕当時よりふっくらとしているようでした。
  裁判長に名前を聞かれると、ゆっくりとした口調で「勝又拓哉、33歳です」と答えていました。
 また、勝又被告は起訴された内容を否認したあと、鼻をすすり始め、目元は少し潤んだ様子でした。
  法廷では、検察側の冒頭陳述が行われ、検察は、勝又被告が有希ちゃんの遺体が見つかった茨城県常陸大宮市の現場付近を、よく知っていることや、事件のあと、警察が想定した犯人像に勝又被告が当てはまることなどを述べました。
 この間、勝又被告は、体を動かすこともなく、顔を正面に向けこわばった表情で検察官の冒頭陳述を聞いていました。
 02月29日 11時01分

 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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今市吉田有希ちゃん殺害事件 勝又拓哉被告 自白の信用性争点 公判期間、栃木県内最長に
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