八事山興正寺 寺の正面にプレハブ「本堂」…罷免前住職に実効支配されているため 2015/11/25 落慶法要

2015-11-24 | 社会

お寺の正面にプレハブ「本堂」 罷免の前住職と対立の末
 朝日新聞デジタル 11月24日(火)17時53分配信

    

 興正寺連絡寺務所の看板を掛ける高野山の総本山関係者。道路をはさんで右奥が興正寺境内=20日、名古屋市昭和区
 高野山真言宗の八事山興正寺(やごとさんこうしょうじ〈名古屋市昭和区〉)の真向かいに今月、プレハブの「本堂」が現れた。総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)が、罷免(ひめん)した前住職に興正寺を2年近く実効支配されているため建設。25日に落慶法要を執り行う。
 興正寺の住職は登記上、罷免された梅村正昭・前住職から、総本山で執行部トップの添田隆昭宗務総長(兼務)に1月に移っている。添田総長は2月に名古屋を訪れたが、前住職側に門前払いにされ、寺の建物や書類などの引き渡しを求めて5月に提訴した。
 法廷での決着は長引けば数年先だ。そこで総本山は、プレハブ建て1階で約80平方メートルの「本堂」、興正寺連絡寺務所を道路の反対側に建てた。ここも興正寺の土地でマンションのモデルルームがあったが、7月末に総本山に返された。
 「本堂」では、高野山から預かる弘法大師尊像がまつられる。僧侶3人が檀(だん)信徒の相談に乗り、葬儀や法要に対応。添田総長に代わり「本堂」を仕切る水野文人住職代行(60)は「事態の正常化を望む檀信徒の強い要望」と話す。
 騒動の発端は2012年。興正寺が総本山の承認なく土地を売り、売却額の3%を礼録として納めなかった。罷免された前住職側は「多額の礼録を要求され檀信徒に負担を強いるのは本意でない」として総本山との関係解消を宣言した。
 前住職側は、プレハブの「本堂」については「係争中でコメントは控える」としている。(志村英司) 

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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高野山が興正寺前に「プレハブ本堂」設置
 中日新聞 2015/11/26 朝刊

     

    プレハブに設けた本堂の落慶法要を営む僧侶ら=25日、名古屋市昭和区で
 八事山興正寺(やごとさんこうしょうじ)(名古屋市昭和区)の梅村正昭(せいしょう)前住職が高野山真言宗の総本山、金剛峯寺(和歌山県高野町)と対立し、罷免されながら寺を実効支配している問題で、後任として高野山が派遣した添田隆昭(りゅうしょう)特任住職(68)が二十五日、寺の真向かいに新設したプレハブで会見した。プレハブに本堂を設け、二十六日から僧侶が常駐して檀(だん)信徒からの相談や法要など、寺の役割を果たしていくと発表した。
 ◎上記事は[中日新聞]からの抜粋・引用です
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◇ 総本山が罷免、住職不在9か月 名古屋、八事山興正寺 2014-10-14
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