画像;大相撲春場所のため、JR新大阪駅に到着した力士たち。新型コロナウイルスの感染拡大で、大半がマスクを着用していた(23日)=共同
春場所、中止・無観客も選択肢 相撲協会が3月1日に決定
2020/2/25 20:32
日本相撲協会は25日、大阪市内のホテルで執行部の会合を開き、新型コロナウイルス感染拡大を受け、大相撲春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)について、通常開催、無観客、中止の三つを選択肢として検討し、3月1日に臨時理事会で最終決定することを決めた。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「風邪の症状がある方をどうするか、マスクの確保や動線などの問題も協議した」と述べ、開催に向けた努力を優先する姿勢を強調。一方で「どうなるかはまだ分からない。この1週間の状況の推移もある」と話した。
尾車事業部長(元大関琴風)は力士会で関取衆に握手などのファンサービスは丁寧に断るように伝えた。「力士が一人でもコロナウイルスにかかると本場所を中止せざるを得ない」と感染防止に努めるよう求めた。
春場所で大関昇進が懸かる関脇朝乃山は「初日に合わせる気持ちでやっていく。みんな力士はそうだと思う」と稽古に集中する思いを語った。横綱白鵬は「不思議な緊張感で稽古して、場所に臨むことになるでしょう」と語った。
29日に予定されていた大阪市の住吉大社での横綱奉納土俵入りは中止になった。〔共同〕
◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2020.2.26 Wed〉
どうか、中止としてください。力士の皆さんのお体を第一に考えて。お願いします。