京アニ放火殺人事件 青葉真司容疑者「ガソリンなら多く殺害できる」 2020/5/27

2020-05-27 | 死刑/重刑/生命犯

京アニ放火殺人事件 逮捕された青葉容疑者「ガソリンなら多く殺害できる」
 2020/5/27(水) 8:09配信  毎日新聞
 京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオで2019年7月に起きた放火殺人事件で、京都府警は27日、全身やけどで入院中の青葉真司容疑者(42)=さいたま市見沼区=を捜査本部がある伏見署に移送し、殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕・送検した。府警によると、「ガソリンを使えば多くの人を殺害できると思った」と容疑を認めている。事件から10カ月。青葉容疑者は今も自力で歩いたり食事したりできない状態だが、府警は医療体制が整った刑事施設であれば、逮捕・勾留して取り調べが可能だと判断した。
 この日午前7時20分ごろ、府警は入院先の京都市内の病院で逮捕状を執行し、青葉容疑者を介護車両に乗せて伏見署に移した。検察官が捜査本部に出向き、府警は送検した。
 逮捕容疑は19年7月18日午前10時半ごろ、京アニの役員と社員計70人がいたスタジオに侵入し、入り口付近でガソリンをまいて簡易ライターで放火。36人を殺害し、34人に重軽傷を負わせるなどしたとしている。
 青葉容疑者は事件直後に現場近くで府警に身柄を確保されたが、全身の9割にやけどを負って病院に搬送。2日後、皮膚移植手術などの高度な治療が受けられる大阪府内の大学病院に転院した。一時は命が危ぶまれる状態だったが徐々に回復し、11月14日に京都市内の病院に戻って治療やリハビリを続けてきた。
 捜査関係者によると、青葉容疑者は現在も食事や排せつで介助が必要だが、会話はでき、取り調べに応じられるという。
 今後は動機の解明が焦点となる。青葉容疑者は事件直後や11月に病院で行った任意聴取の際、「小説を盗まれたから火を付けた」と供述した。アニメの原作を公募する「京都アニメーション大賞」に複数の小説を応募していたが、京アニは「応募内容と京アニ作品との間に類似点はない」としている。青葉容疑者の作品は形式上の不備があり、1次審査を通過していない。
 事件直前の数日間、青葉容疑者は第1スタジオを含む複数の京アニ施設を入念に下見している。府警は一方的に京アニに恨みを募らせたとみているが、無差別殺傷事件を起こす動機としては不可解な点もあることから、事件当時の精神状態に着目して捜査を進める。
 京アニは、京都府宇治市に本社を置く1981年創業のアニメ制作会社。「けいおん!」「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」などの作品を次々とヒットさせた。若者の日常生活のリアルな描写と質の高い作画技術が国内外で高く評価されている。【千葉紀和、添島香苗】
  最終更新:5/27(水) 13:08 毎日新聞

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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京アニ放火殺人事件 「2人くらいと思ってた」青葉真司容疑者 逮捕状読み上げまで「36人死亡」知らず 2020/5/27  どんぐりと「いのち」(来栖の独白)


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