寺内容疑者を再逮捕=少女監禁容疑で—埼玉県警
The Wall Street Journal 2016年4月21日17:01 JST更新
埼玉県朝霞市で2014年に当時中学1年だった少女(15)が誘拐され、2年ぶりに保護された事件で、県警は21日、監禁容疑で東京都中野区の寺内樺風容疑者(23)=未成年者誘拐罪で起訴=を再逮捕した。大筋で容疑を認めている。[時事通信社]
◎上記事は[The Wall Street Journal]からの転載・引用です
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埼玉・朝霞の少女誘拐、窓にネジ固定の「二重鍵」
MBS NEWS 更新:04/21 12:36
埼玉県朝霞市で少女が連れ去られ2年間にわたって監禁された事件で、少女が監禁された千葉市の男の自宅の窓にネジで固定するタイプの二重の鍵がつけられていたとみられることが新たにわかりました。 寺内樺風被告(23)は2014年3月、朝霞市で当時中学1年の少女に「両親が離婚する」などとうそを言って車に乗せ、千葉市の自宅マンションに連れ去ったとして未成年者誘拐の罪で20日に起訴されました。
警察は寺内被告がおよそ2年間、少女を千葉市と東京・中野区の自宅で監禁していた疑いが強まったとして21日にも再逮捕する方針ですが、警察へのその後の取材で千葉市にある自宅の部屋の窓のサッシに、ネジで固定するタイプの鍵の部品がつけられていたことが新たにわかりました。見つかった部品は、金属製のプレートで窓用の「補助錠」を取りつけるためのものとみられ、この部品をつけ鍵を抜き取ると室内から窓が開かなくなるということです。
警察は寺内容疑者を再逮捕し、2年間にわたる監禁の実態解明を進める方針です。(21日11:05)
◎上記事は[MBS]からの転載・引用です
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TBS News 最終更新:2016年4月21日(木) 19時30分
少女誘拐監禁、ネジで固定「二重の鍵」を使用か
「女性を社会から隔離して監禁状態におくと、どうなるのか観察してみたかった」。埼玉県朝霞市の少女誘拐監禁事件で逮捕された男の新たな供述です。この男が監禁に使ったのは、ネジで固定するタイプの二重の鍵とみられることが新たにわかりました。
ネジで固定された窓用の補助錠。開けようとしても、びくともしません。こうした防犯用の鍵が悪用されたとみられるのです。
埼玉県朝霞市で少女を連れ去った未成年者誘拐の罪で起訴され、21日、監禁の疑いで再逮捕された寺内樺風容疑者(23)。千葉市の自宅でおよそ2年間、少女を監禁した疑いがもたれています。
「女性を社会から隔離して監禁状態におくと、どうなるのか観察してみたかった」
警察の取り調べに対し、こう供述したという寺内容疑者。監禁の実態がわかりました。千葉市のアパートでは、逃げ出すことができないよう、少女の部屋の前に冷蔵庫を置き、玄関の内側のチェーンに南京錠、さらに、窓の内側に二重の鍵をつけていたことが分かりました。
JNNが入手した寺内容疑者の部屋の写真。捜査関係者へのその後の取材で、この窓の鍵が、ネジで固定するタイプの頑丈なものだったことが新たにわかりました。警察が現場検証を行ったところ、窓のサッシの下にある金属製のプレートが残されたままだったのです。この金属製のプレートは窓用の補助錠を取り付けるための部品で、ネジで固定して鍵をしめて抜き取ると、室内から窓が開かなくなります。どんな用途で使われる鍵なのでしょうか。
「ビス穴があり、両面テープより強く固定できる」(防犯グッズ専門店マックスガレージ 大須賀誠さん)
ガラスが割られても窓が開かないため、防犯効果が高く、たくさんの商品が売られているといいます。さらに、防犯以外のニーズも。
「子どもや認知症の方の飛び出し対策にも使える」(防犯グッズ専門店マックスガレージ 大須賀誠さん)
育児や介護の現場で転落を防ぐためにも使われているといいます。一方、寺内容疑者は、少女に「私は捨てられた。帰る場所がない」などと何度も復唱させたり、紙に書かせたりしたといいます。少女を心理的にも“監禁”していたとみて、警察は2年間の監禁の実態解明を進めています。(21日16:51)
◎上記事は[TBS News]からの転載・引用です
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◇ 埼玉・朝霞の少女誘拐 寺内樺風容疑者を未成年者誘拐の罪で起訴 さいたま地検 2016/4/20
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