独ダイムラー=労働時間短縮も GM欧州部門社長=10%の人件費削減目指す

2008-11-28 | 国際
独ダイムラー、09年1─4月に国内4工場で労働時間短縮も2008年11月28日
 [シュツットガルト(ドイツ) 27日 ロイター] 独自動車大手ダイムラーは27日、来年1月から4月末まで国内4カ所のメルセデス・ベンツ組立工場で労働時間を短縮する可能性をめぐり、労組と協議することを明らかにした。
 時間短縮を検討しているのは、シンデルフェンゲン、ベルリン、ブレーメン、デュッセルドルフの4工場。4万7000人もしくはそれ以上の従業員が対象となる。賃金の不足分は政府が補てんする。
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少なくとも10%の人件費削減目指す=GM欧州部門社長2008年11月28日
 [フランクフルト 27日 ロイター] 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、需要急減に対処するため、欧州事業で人件費を少なくとも10%削減することを目指している。同社欧州部門GMヨーロッパのカール・ペーター・フォルスター社長が述べた。
 社長はロイターが27日入手した従業員あての手紙で、明示されていないほかの人件費削減策に加え、GMヨーロッパが勤務時間の短縮を導入し賃金コストの削減に取り組む姿勢を示した。
 社長は、これまでに一段の人員削減を検討したことはないが、ほかの手段を用いてコスト削減目標の達成を目指しているとし「警告しなければならないが、欧州市場の状況がさらに悪化した場合、存続のためにさらなる措置が必要となる可能性は非常に高い」と述べた。
 一方、今回の欧州事業における人件費削減は、米GMの資本不足や不振な米国市場とは関係がないとした。

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