“懺悔”の書=経済論壇に衝撃が走った(構造改革旗振り役)中谷巌氏の「転向」

2009-01-26 | 社会

「私は、かつては小渕内閣の『経済戦略会議』の提言づくりに参加し、そのいくつかは、後の小泉構造改革として実行に移されたが、最近の日本社会の疲弊ぶりを見るにつけ、米国流の『小さな政府』を掲げる構造改革路線だけでは、日本人は幸せになれないと思うようになった」
 「もちろん、改革を全面否定しているわけではなく、改革の中身を再検討すべきだということだ。日本は最近、急速に貧困層が増大しているし、救急医療を受けられない『救急難民』も増えている。格差拡大を助長し、日本人が大事に育ててきた社会的価値を破壊するような改革には賛成できなくなった。新たな改革のシナリオが必要だ」・・・小泉路線の「是と非」 中谷巌氏・堺屋太一氏・伊藤元重氏


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